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September 30, 2004

頭の中で"Lover, Come Back to Me"が終日流れる病気?

レクサスRX(日本名:トヨタ・ハリアー)のCMソングReal McCoyの"Run Away"が懐かしくて懐かしくてテレビで流れるたびに近隣への迷惑を省みず地声で熱唱してしまう悪癖をもつPESSですこんばんは。

"Lover, Come Back to Me"は、ビリー・ホリディのじゃなくて、CDには1分半しか入っていないYMOがリミックスしたバージョンの方っていう時点で、 すでに同年代の人と音楽の趣味がはずれてるのは相当前から自覚していますが。 そんなことはともかく、歌詞にあるような事は最近起こった記憶がないんですが、なぜずーっと流れているか、毎晩いいタイミングでDSL接続が落ちるのも含めて不思議で不思議で。

【ポリティカルサイエンス初心者が観たブッシュ対ケリー@フロリダ】

今学期履修しているんですが、授業始まってまだ2週目なもので。

昨日の授業でインストラクターが「初回のディベートが重要だ」と言っていました。政治のお勉強の為じゃなく、 次回大統領選ディベートはおそらくみれないだろうという変な好奇心が先立っていたことはさておき、 同じ時間帯に他の授業を取っているため、ああどうしようケリーの選挙運動用缶バッジをディバッグにつけているのに4年に一回のチャンスが、と半べそになっていたところ、 独立地上波KRON4がなんと夜10時から再放送するではありませんか。

というわけで、迷わず再放送を選びました。両陣営が結んだ32ページに及ぶ契約によって、 司会者のジム・レーラー(PBS・NewsHourのアンカー)がふった質問に答えるというディベートのスタイルから、 テレビ写りに差が出ないよう服装まで細かく決まっていたようです。実際にこのお約束は、ブッシュのケリーに対するツッコミの1回以外は守られました。

この国にいると、どれがマコトでどれがウソか、ニュースを見ててもよくわかりませんが、張りつめた雰囲気の中、テレビ写りという点だけでいうとケリーが優位だったと思います。 現職のブッシュさんは、前回選挙の時のように勝手に新語を造ったりはしなかったものの、緊張の余り言葉を忘れてしまって2,3秒黙ってしまう、ということが何度かありましたし。 ただ、相手を見ずにずーっと司会のジム・レーラーの方を向いて喋ってるのは果たしてディベートになるのか、と考えさせられたりしました。 少なくとも相手(観衆)の方を向いてしゃべろって、スピーチのクラス取らなくてもこの国では当たり前のことだと思っていましたが。

【今季最後のシアトル@A's】

-水曜日-

走行距離約20万マイルのホンダ・アコードに乗るヤンキースファンの友人と球場で見てきました。

オークランドの先発ハーデンは初回、記録だけが目当ての日本人に負けない大ブーイングに迎えられたイチローを歩かせるも、 2番ウィンを6-4-3のダブルプレーに仕留める。シアトルの先発マードリックに対し、アスレチックスは初回、カツセイとチャベスが四球で出塁するが後続が続かず無得点。 しかし3回裏、2アウトからバーンズがこの日チーム初安打となるレフトへの2ベースヒットを放った後、チャベスがセンターへ返しバーンズがホームを踏み、1点先制。

4回表、2アウトから2ベースを打ったイバニュエスがカブレラのヒットの間に還り同点にされるものの、6回裏オークランドは、 先頭のバーンズが2ベースヒットで出塁すると、チャベスのファーストゴロの間に3塁へ進む。ダイは敬遠されデュラーゾは浅いレフトフライに倒れるが、 ハッテバーグは四球を選び2アウト満塁に。次のスクートロは初球を打ち、打球はショート守備範囲へのゴロになったが、ショート・ロペスがお手玉をしてしまう。 結果はオールセーフになり、バーンズが還って勝ち越した。

ハーデンは8回表先頭だったイチローをセカンドゴロに打ち取るが、ウィンが内野安打で出塁すると、ブーンはレフトへ2ベースを放ち、2,3塁に。 ここでハーデンは降板し、リンコンが登板。リンコンはイバニュエスに対しボールが先行していたものの、三振に仕留めた。 1塁側内野1階席の大半はリンコン続投かと思っていたが、メシーアが登場。しかしリードに対する1球目をセンター前へはじき返され、ウィンが生還。 カツセイは捕った後すぐ3塁へビーム発射。だがサード・チャベスが捕れず、ボールはアスレチックスのダグアウトへ入ってしまう。 ブーンに1ベースが与えられ、4点目を献上。マードリックは球数が少なかったためか最終回までいいピッチングで、アスレチックス打線を抑え、4-2でシアトルが勝ち。 マードリックは完投勝利、ランナーを残して降板したハーデンは7敗目。2位エンジェルスがテキサスを延長で下したため、エンジェルスが首位浮上。

-木曜デーゲーム-

先発レッドマンは3回表、オリボに2ベースを打たれると、ブルームクィストはクロスビーのエラーで出塁し、 イチロースズキナンバーフィフティーワン(ここだけグリーンスタジアムのDJキムラ風)を迎える。そのイチロー、5球目をライト前へ運ぶタイムリーヒット。 シアトルが先制するが、その裏2アウトからメルフュースがファースト・ブルームクィストのエラーで出塁すると、カツセイがセンターを越える2ベースヒットを放ち、 メルフュースが還り同点に。4回にはダイがレフトへ23号ソロホームランを放ち逆転するが、1点多くもらったレッドマンの中身はいつもと同じだった。 5回表先頭のオリボに2ベースを打たれると、ブルームクィストとイチローを抑えるも、ウィンにセンター前タイムリーを打たれ追いつかれる。

6回表1アウトでランナーを2人ためたレッドマンは降板するも、ダッチェラー、リンコン、ブラッドフォードが後続を抑え、9回今日は調子が良かったドーテルが3者凡退に打ち取った。

9回裏先頭のダイがショートゴロに倒れた後、クロスビーがレフトスタンドへ22号サヨナラホームラン。結局3-2でアスレチックスが勝利。 ドーテルが6勝目をあげ、再び西地区同率首位に。

イチローが記録を更新する可能性があったということで、球場内は日本人だらけでした。あの大ブーイングや一部R指定の汚い野次にもめげず、 自作バナーを持参して黄色と緑の人たちに囲まれながらも応援し続ける人たち、レフトスタンドの応援団の布教活動に流されてしまった意志の弱い日本人からすると尊敬せずにはいられません。 普通の人間なら染まってもおかしくないのに染まらない、ということは、高いお金払ってコロシアムの1階席に座ってもイチローしか見ていない、という、 貧乏な留学生からするとお金をドブに捨てているに等しい行為ができることを朕はとてもうらやましく思います。ひょっとしたら野次が聞こえてないか聞こえてもわからないだけかもしれませんが。

September 29, 2004

Tonight Show見逃した日に限って

昨日50周年だったらしいです。普段と同じ午後11時半過ぎからの1時間でしたが、Oprah Winfreyが出演したみたいで結構お祭りムードだったみたいですが。 そんな中、ホストのJay Lenoが現在の契約が切れる2009年に引退する日本語ソースはこちら)という大発表があったことを早朝ニュースのヘッドラインで知りました。 記事にあるとおり、Jay Lenoの後は現在12時半過ぎからのトークショー"Late Night with Conan O'Brien"のホスト、Conan O'Brien。

毎週月曜はLate Nightが再放送なので、コナンのコメントは直接聞けませんでしたが、契約更改した際に5年契約満了後Tonight Showのホストに、という条項が含まれていたそうです。 David LettermanがCBSに引き抜かれLate Nightのホストに就いて10余年、初期の頃は契約期間がわずか13週間だったコナンが、5年後の話ですがTonight Showのホストになるなんていままで想像したこともありませんでした。 少なくともクラスでは話題の中心でしたし、重要な発表を済ませたレノさんは、「CBS観てみろ、今日もDavid Lettermanが出てるぜ」などと、いつもに増してギャグが冴えていましたし。 ただコナンは記事のコメントにあったように、本当に恐縮しちゃってるみたいです。4年半与えられたことで、ネタをこしらえる時間ができた事はいいんですが、 それでもやはり、緊張と不安の方が強いせいか、番組ではめちゃくちゃハイテンションでした。

Tonight Show with Conan O'Brienが始まる4年半後ここにいない可能性はほぼ100%ですが、コナンファンの変な日本人はこころから応援しますよ。

たとえアスレチックスがシアトル相手に7-2で負けても。

September 27, 2004

DSLが凄い勢いで切断される問題解決

昨日に引き続きドライマンゴーを食べながら今日は冷蔵庫の中に入っている唯一のジュース・メキシコ製マンゴージュースを飲みながらこれ書いてるPESSですこんばんは。

昨夜のアスレチックスの負けっぷりに心を痛め、意味もなくゆっくり書いていたところ、インターネット接続が突然切れるトラブルに見舞われました。しかもご丁寧に2回も。 1回目はモデム再起動を3回ほど繰り返したら直ったんですが、2回目は日記を書き終わった後、さてアップロードするか、というときに起きました。 SBCとYahoo!という、サービスの悪さではアメリカだけでなくおそらく世界中でツートップの企業が連名で提供しているDSL回線なので、これまでは回線が落ちても「SBCとYahoo!だしなあ」と大目にみてきたんですが、 せっかく書いた記事をその日のうち(といっても2回目に回線落ちたのは日付が変ってからですが)にアップしたかったので、 夜中に電話してやろうか、と思いましたが、そこまで気力がなくDSLモデムの電源を切って寝てしまいました。

今日帰ってきて、およそ12時間ぶりにモデムの電源を入れたんですが、DSL信号がモデムまで伝わっていることを知らせるDSLランプが赤点滅。 念のために、家全体の電話配線が集まる配線ボックスを開けてみたところ、なんと自分の回線のリード線が端子からはずれていました。 そのリード線を接続し直したのが今夜8時過ぎだったので、約1日更新が遅れてしまってごめんなさい、ということです。

接続がとても不安定という巷で評判のSBC Yahoo! DSLお使いで接続が不安定でモデムの再起動に疲れてしまったという方は、 いつかけても待たされるサポートセンターに電話する前に電話配線の分配ボックスなりPBXなりを確認した方がいいかもしれません。 ここの配線は全て自前でやってしまいましたが、プロがやっても配線ミスが多いみたいですので。

【イチローがJBシスラーに迫るかどうかは二の次のマリナーズ@オークランド】

Conan O'Brienのイチローネタでまだ笑えるんですが。

普段のサングラスおじさんに替りジャイアンツ実況アナDwayne Kuiperの弟で、Fox Sports Netにお勤めのGlen Kuiperさんが実況担当だったこの試合、アスレチックスの先発は一時期に比べれば安定してきたジート。 今日はさらに状態が良さそうで、コントロールも悪くなかった。一方マリナーズの先発モイヤーと対戦するアスレチックス打線は1回、ダイの犠牲フライで先制する。 2回には先頭のスクートロがヒットで出塁すると、クロスビーは三振に倒れるものの、ミラーがフォアボールを選んだ後カツセイがライト前ヒット。スクートロが生還するものの、ミラーは3塁でイチローの発射したレーザービームの犠牲者に。

5回表、先頭のブーンが2ベースヒットで塁に出るとカブレラをサードゴロに打ち取ったもののロペスのヒットの間にブーンは3塁へ。続くダンはレフトへ深い犠牲フライを放ち、ジートは1点失う。 しかしその裏、デュラーゾを1塁においてダイがレフトの途中経過板横へ20号2ランHR。ハッテバーグがサードフライに倒れた後、スクートロもレフト・バーベキューコーナーへ7号ソロHRを打ち込んだ。 ダグアウトでバーンズが自分が打ったかのようにはしゃいでいて、スクートロと飛び跳ねていたこの回、オークランドは3点を追加した。

6回表、イバニュエスの内野ゴロの間に1点失ったジートは、その後疲れつつあったが後続を抑えるが、7回1アウトからロペスとウィルソンに連続ヒットを浴び、打席にブルームクィストを迎える。 初球をはずして2球目、いい当たりの打球はスクートロのホームランと同じようなところへ飛び、2号3ランHRに。 一気に追いつかれた後、これまで無安打に抑えていたイチローにライト前ヒットを打たれた。ウィンを打ち取ってブラッドフォードにマウンドを譲ったジートは、 結局7回5失点といつもながらの内容になってしまった。

アスレチックス打線は、序盤にモイヤーを攻略したものの、その後登板したThorntonと、 Kuiperさんには発音が難しかったようでどこかのラテン系選手の名前に聞こえてしまった木田画伯に抑えられるが、 オークランドのブルペンもブラッドフォード、リンコン、ダッチェラーが完璧に抑える。9回表にはドーテルがマウンドに上がったが、 出てきていきなりロペスにホームラン性の当たりを打たれる。フェンスを越えるとしか思えなかった打球を、カツセイがジャンプして捕球。これで目が覚めたかドーテルはその後、ウィルソンとドッブスを連続三振に仕留め切り抜ける。 そして9回裏、先頭のデュラーゾがバイロンから2ベースヒットを放ち出塁すると、マテオがリリーフ。デュラーゾはダイの内野ゴロの間に3塁に達した。 ここでマリナーズは満塁策をとり、ハッテバーグとスクートロを敬遠し、クロスビーと勝負する。クロスビーは1ボールからの2球目をライト奥へフライを上げる。 しかし深かったためか、イチローはバックしながら捕球、一回転しながらバックホームするものの、返球は反れその間にデュラーゾの代走・ハマーン(German)が生還。 6-5でアスレチックスがサヨナラ勝ち。ドーテルが5勝目を挙げた。

マリナーズファンではない上にファンサービスがなってないところからアンチイチローになったで、今日イチローが何安打で記録まで後何本、なんて事は書きませんのであしからず。

試合後のインタビューは、昨日のNFLレイダース戦のせいで外野の芝がはがれ、可動席の跡の芝が寝ている悪いコンディションの中好守したカツセイでしたが、 彼の目が小さくて左右離れているように見えたのは、瞳が青かったせいだった、とアップで映ってはじめて気付きました。 想像していたよりも低い声で話すカリフォルニアン・イングリッシュはなかなかきまってていましたよ。

【明日の予告とお知らせ】

今日かけなかったシリーズ・メリケン携帯電話は明日続きを書きます。

もう一つお知らせを。レギュラーシーズンも今週で終わりなので、イチローがジェームス・ブラウンの 記録を抜くかもしれない水曜日の対マリナーズ戦@オークランドを球場で観戦する予定です。もし行かれる予定の方、もしくは生で観たいんだけど、 という方がいらっしゃいますか? 特にチケット取ってない方でここの管理人の顔が見てみたいわ、という方、ぜひ私と一緒に観戦しませんか? ということで、 そんな方々は連絡先明記の上、水曜朝10時@PSTまでに右のメールフォームかもしくは直接メールでご一報くだされば幸いです。

September 26, 2004

短期マインスイーパー集中講座

以前友人からコストコで売っている、フィリピンブランドのドライマンゴーは一度食べると止まらなくなると聞き、 金曜日にコストコへ行った際、久しぶりにそれを思い出して買ってきたら700グラムのうち半分食べてしまったことに気付きました。 マンゴー、というと響きはトロピカルで、評判通り開けたら最後You can't stopな旨さなんですが、これでも一応乾燥フルーツ、 味からは想像できないほどの繊維が含まれているので、トイレへ行くのが恐かったりします。でもこれを逆手にとって、 ダイエットに使う、なんて言うのもありかもしれません。低炭水化物ダイエットで数年後に胃腸がズタズタになるくらいだったら、 繊維だけで腹ふくらませたほうが絶対いい、と思っている方は是非。

【シリコンバレーっていうかアメリカ携帯電話事情】

いつもお世話になっているえりさんのサイトで、たまたま携帯電話のお話が出ていたので、 一日部屋に引きこもってマインスイーパーやっててネタに困っているバカ留学生もたまには他の留学生やこれから留学や転勤などでアメリカでの生活を考えている人たちのために、 世界で一番進んだ携帯電話ネットワークをもっていると信じて止まない日本人からみたアメリカの携帯電話とその注意点など書きますです。

まず「アメリカの携帯電話は日本から3年遅れてる」というのは結構当たっています。つい半年程前まではまだモノクロ画面の新機種が普通に売られていました。 画面がようやくカラーになり出した頃から、追いかけるスピードが急に上がったような気がします。ついにこの秋にはシャープのメガピクセルデジカメ内蔵の機種が登場するようです。 まあ、それでも1年は確実に遅れていますが。

ただ、未だに第2世代の技術が幅を利かせているアメリカの携帯電話も全てが遅れている、というわけではなく、日本ではみられないようなサービスがいくつかあります。 まずはナンバーポータビリティー、と呼ばれる会社間の電話番号の移行です。私が2ヶ月ほど前に電話会社を乗り換えたときには使いませんでしたが、 無料または少額で、携帯電話会社を乗り換えたときに電話番号もそのまま持っていけるというサービスです。携帯のメールといえばショートメッセージ(SMS)というアメリカでは便利かもしれません。

次に、Walkie-Talkieと呼ばれるトランシーバー機能。これは一部の電話会社(キャリア)のみですが、昔のPHSにあったような、電話機本体同士が電波をやりとりしている、免許不要トランシーバーの延長でなく、 実際の携帯電話の回線を介して対複数人でも会話ができるというものです。この機能がついていれば、全米をマタにかけての無線ごっこ、などということも可能ですが、 3者通話を使えば、トランシーバーのように、一度に一人しか喋られないというのではなく、複数人で同時に会話できるじゃん、と考えてしまう日本人にはいらない機能かもしれません。

・・・と、書いているうちにとてつもなく長くなってしまいそうな嫌な予感がしたので、続きは明日書きます。おそらく複数回シリーズになりいつかは独立した形になるかと思いますので、みなさん覚悟の程を

【A's@エンジェルス首位攻防第三ラウンド】

1回表、先頭打者カツセイがライトへ2ベースを放ち出塁すると、マクロモアがバントで送り、チャベスがレフト深くに犠牲フライを打ち、ESPN解説陣曰く「効率的な取り方で」1点を先制。 その裏アスレチックの先発マルダーは、先頭のフィギンスを打ち取るものの、マクロモアのエラーで出塁させてしまう。次のアースタッドのショートゴロの間にフィギンスは2塁に達し、 グラウスへの3球目、マルダーがゆっくり投球モーションに入り緩いチェンジアップを投げている間に3盗してしまう。 グラウスは結局ライト前へ返し、アスレチックスらしからぬ入れ方であっさり入った1点は返されてしまう。 マルダーは2回裏1アウトから歩かせたモリーナをエクスタインのショートゴロで2塁フォースアウトに仕留めたが、 またものんびりとした投球モーションのためか、エクスタインに悠々と走られる。これで切羽詰まったマルダーはリグスに2点タイムリーを打たれ逆転を許す。 3回にはグラウスにソロHRを浴びたマルダー、3回2アウトまで投げたが、過去33イニング登板で33失点したことになった。

マルダーに替って登板したのはルーキーのブラントン。マルダーとはうってかわって、その後3.1イニングを投げ2安打1失点という出来。そんなルーキーのがんばりに答えられたのは5回表、 2アウト1,3塁からエンジェルス先発のラッキーが投げたスライダーをモリーナが取り損ねた間にバーンズがホームを踏んだだけ。 8回裏、先頭のガレレロに2ベースを打たれたところで、ブラントンに代わりローズが登板するが、アンダーソンの内野ゴロの間にガレレロが3塁に進むと、 モリーナがスクイズ。2球目を空振りしていたせいか、内野陣は前進しておらず膝の悪いにもかかわらずガレレロは悠々ホームイン。 モリーナよりスクイズのイメージが強いエクスタインにソロHRを浴びたローズ、後続を抑えるものの、その裏パーシバルに抑えられたアスレチックスは5-2で負け、 シーズン終盤とても重要な三連戦を負け越した。しばらく前までサイヤング賞候補一番手だったマルダーは7敗目。

マルダー、調子が悪かったのは決して4万人強入って真っ赤に染まった球場の雰囲気に飲まれただけではないと思います。 投球フォームを確認しながら、ああでもないこうでもないとのらりくらりと投げてるんだと信じてます。 それならそれで、チャベスがかなり前に言っていたようにローテ1周分休ませてあげればいいのに。

September 25, 2004

また日付間違えてたけどというツッコミは皆無

時間と日付の感覚がぶっとんでしまってからしばらく経つPESSですこんばんは。

つかみ男さんが発見した、主にカリフォルニアにいる日本人留学生が感染しやすいという、"おうちに帰ると教科書読めないウイルス"(OKKYV)に感染・発症してしまったので、 野球中継終わってからカフェで昨日Amazonで購入し、ようやく到着した教科書を読もうと思ってたんですが、またも土曜夜は生演奏だ、ってことを忘れていました。 家に帰るわけにもいかず、バンドの目の前にある一番大きい机に陣取って肘掛け付のキャプテン・チェアに腰掛け教科書読んできました。

今日は"Odd Times"という、フュージョンのバンドだったんですが、シンセサイザーの管理にラップトップパソコンを使っていました。 フルキーボードの上に置かれた、コントローラー用のKORGのMIDIシンセのとなりには、なんとMacじゃなくてIBMのThinkPadが。黒いチタン合金のボディーが硬派ねあなた、などと思っていたら、なんと演奏中にフリーズして、 突然ブブブブブブブッ!という、接触不良のマイク端子をグルグル回したようなけたたましい音をたてたまま演奏不能に陥ってしまいました。その瞬間、周りでは拍手して煽っていましたが、シンセの人は当然大慌て。 やっぱそういう場でWindows使うもんじゃないですね、とかいいつつ、今すぐにでもMacユーザー(別名マカー)になりたいなと思っている私は未だにWindows卒業見込みが全くたっていませんが。

あ、演奏なんですが、PCがフリーズしたトラブル以外はSteveというチャベス似のカフェの店員の兄ちゃんも飛び入りでサックス吹いてたりとかしてとてもかっこよかったですよ。

【A's@アナハイム】

オークランドの先発はレッドマン。ローテーション5番手みたいな内容だった前回までとはガラッとかわり、今日は冴えていた。 2回裏、2アウトからMcPhersonを歩かせた後、エクスタインにセンター前へはじき返され、McPhersonが全力で3塁へ向うが、カツセイの3塁への好返球でタッチアウト。

エンジェルスの先発ウォッシュバンもいい投球内容でアスレチックス打線を抑えていたが、5回表スクートロが2アウトからレフトへ2ベースを放つと、カツセイがライト前ヒットを打つ。 スクートロが生還し先制するが、カツセイが1,2塁間で挟まれ結局アウトになった。その裏エクスタインがチャベスのエラーで1塁に達すると、フィギンスがライト前ヒットで1,2塁に。 次のアースタッドは右中間のブルペンまで運ぶ7号3ランHRでエンジェルスが逆転。レッドマンはグロウスから三振を奪ったものの、ガレレロに四球を与えギーエンが打席に入る。 ギーエンの打球はゴロになり、クロスビーが飛びついたがわずかに届かずセンター前へ。打球の勢いが死んでいたので、カツセイは猛ダッシュで前進、すでに2塁を蹴っていたガレレロを刺そうと3塁へ投げる。 これもまたアウトになるか、と思いきや返球がワンバウンドになり、チャベスが後ろにそらしてしまった。これでもう1点失っていたところだったが、 レッドマンがカバーに入っておりガレレロは進めず、アンダーソンをセカンドゴロに仕留めたレッドマンは3失点にとどめた。

6回表チャベスがヒットで出塁した後、ダイがレフトスタンドへ21号2ランHRを放ち逆転する。レッドマンはその裏2アウトを取るまで投げ、ダッチェラーがその後を投げた。 エンジェルスは7回からF・ロドリゲスを投入。相変わらず手強いピッチングでオークランド打線は無安打に抑えられる。7回裏1アウトでブラッドフォードが登板。いきなりグラウズを歩かせてしまうものの、ガレレロをダブルプレイに仕留めた。

8回裏、ブラッドフォードはこの回先頭のギーエンをデッドボールで出塁させてしまう。ここでリンコンに交代するが、アンダーソンにライト線へ2ベースを打たれ、ギーエンの代走Amezagaが生還。逆転される。 リンコンはその後モリーナとガララーガから三振を奪うものの、エクスタインを敬遠した後フィギンスにフルカウントからレフト前ヒットを浴びる。 スタートを切っていたアンダーソンは悠々ホームを踏み、2点差に広げられた。9回表、抑えのパーシバルに対し、ケルティとハッテバーグを代打で起用するも、3人とも抑えられ、5-3でアスレチックスは負けた。 決勝打を浴び、防御率が4.47になったブラッドフォードが7敗目。

レッドマンは序盤はいままでとは別人のピッチングでしたが、球数が増えてくるに従って急にストライクが入らなくなり、80球を越えたあたりで1発浴びてしまうという、潮崎みたいな内容でした。 5回1アウトで次を用意するほどブルペンに余裕があればいいんですが。

September 24, 2004

最近"In the Year 2000"やりすぎ

NBCの深夜トークショー、"Late Night with Conan O'brien" 観ながらの更新ですいつも日付がかわってからの更新でごめんなさい、ということなんですが、 今日のコナンは未来の予言風に小ネタをゲストと共に披露する企画 "In the Year 2000" のエルビス・コステロバージョンでした。

その中で「マリナーズのイチロー外野手はシーズン280本のヒットを打ち、ジョージ・シスラーの記録だけでなくジェームス・ブラウンがホイットニー・ヒューストンを相手に作った記録も抜いた」 という深夜ならではのネタに大ウケしてしまいました。 "In the Year 2000"、決して毎回おもしろいわけではないですが、「西暦2000年はとっくに過ぎたけど、漠然とした未来を示していそうだから名前はこのままでいいじゃないの」というこのコーナーの命名に沿って、 少なくともデザインだけは昔見えたはずの未来をイメージして作っているうちのサイトの名前に"2000"を使っているので、楽しみにしているといえば楽しみにしています。 ただここ一ヶ月で3回ほどやっているのでよっぽどネタにこまってんだな、コナンも。

【A's@エンジェルズAL西地区首位攻防第一戦】

初回、先頭打者のカツセイが2ベースヒットで出塁すると、背番号も2番のマクロモアがセンターへタイムリー2ベースを放ち先制。 マクロモアは、チャベスのライト前ヒットの間に3塁に達すると、ハッテバーグの犠牲フライで生還。この間にチャベスは進塁できなかったものの、デュラーゾのタイムリー2ベースの間に生還した。初回からアナハイムの先発・エスコバーを攻略し、3-0とする。 4回にはヒットで塁に出たミラーを1塁に置いて、今日は9番のバーンズが約1ヶ月ぶりとなる20号2ランホームラン、6回にはヒットと四球でランナーをためたあとマクロモアの内野ゴロの間にさらに1点追加し、先発のハーデンを援護する。

そのハーデンは、3回と6回に1点ずつ失ったものの、CMのネタにもなった99マイルの直球でアナハイム打線を抑えた。8回は打順の関係でメシーア、リンコン、ブラッドフォードがそれぞれ一人一殺。 9回は木曜テキサスで最終回に炎上したドーテルがセーブがつかない条件の下登板。先頭のモリーナは三振に仕留めたものの、次のルーキー、パーソンにレフトスタンドへ運ばれ1点失ったものの、後続を抑え6-3でアスレチックスが勝ち連敗脱出。 ハーデンは11勝目をあげた。

打たれた次の日にドーテルに投げさせるのはちょっと酷じゃないですかねえ。ピッチャー足りないのはわかっていますが。

September 23, 2004

膝関節の悲鳴

自転車通学、aka「チャリ通」絶賛実施中なんですが、初日から張り切りすぎたしわ寄せがきてます。サドルをロードバイクの標準的な高さ(踵でペダルを踏んで下になる足が伸びきる程度)より相当低い、 日本国内で推奨されている足のつま先側3分の1がつく高さにしていたため、ペダルを踏み込むごとに伸び縮みする膝のすぐ上の筋が悲鳴を上げています。 言い換えると、24時間膝が笑う寸前の状態が続いています。

そんな状態が耐えられないので、学校でスポーツトレーナーのインターンをしている友人に聞いたところ、ジムで筋を鍛える以外方法がないみたいです。 とりあえずアメリカ国内で推奨されているサドルの高さに変えました。信号が少なく自転車は車道を走らなければいけないカリフォルニアでは、 自転車に乗っている時間のうち98%は走っている状態と言われているので、サドルに座った状態で足が地面につかなくてもいいみたいです。 実際自転車屋で「足がつかないとこわくてこわくて」とごねたところ、「降りれば足がつくだろ」と言われ、変に納得してしまいましたし。

ともかく、このまま肉離れになりたくはないので、授業終わった後に遠くへ現像用品を買いに行くという口実の下明日はバスを使って足を休ませます。

【着脱式サングラスをかけたクロスビーが別人に見えた日】

カツセイのライト2階席下の看板に直撃する先頭打者ホームランで先制したアスレチックスはハドソンを先発としてマウンドへ送るが、 2回裏先頭のTeixeiraを歩かせるとジョーダンをライトフライ打ち取りデルーチのセカンドゴロでゲッツーは取れなかったもののTeixeiraをセカンドでフォースアウトにしたが、 次のメンチを歩かせるとニックスにレフト前に返され同点にされる。

3回にはM.ヤングのタイムリーで逆転を許したものの、5回表メルヒュースのソロHR、6回1アウトからハッテバーグが2ベースヒットを放ったあとダイのタイムリーで点差を広げ、 7回123球を投げ2失点に抑えたハドソンを援護する。8回裏メシーアが完璧に抑えた後の9回表、先頭のクロスビーがライトへソロホームランを放ち、勝ちを確実にしたかに見えたが、 その裏レンジャースを抑えにかかったドーテルが1アウトからブラロックにソロHRを浴び2点差に。

M.ヤングに2ベースヒットを打たれた後、Teixeiraを敬遠し、塁を埋めたところで、バッターボックスにジョーダンが立つ。 ジョーダンの当たりはセカンドゴロ、併殺にすればここで試合が終わっていたが、2塁フォースアウトにとどまり、2アウト1,3塁に。 ドーテルはデルーチに対し低めに投げ続けたが、外角高めに行った後の6球目、外角低めに入ったボールは打ち返され、ライトへのライナー性の当たりに。 ダイビングキャッチが原因で骨折したダイが飛びつくも届かず長打になってしまい、ダイはあわててボールを取りバランスを崩しながら返球したが山なりの球は間に合うはずもなく、 ランナー2人がかえり5-4でサヨナラ負け。ついでにスウィープされました。ドーテルが6敗目。

オークランドで2者連続同じところに運ばれるホームランを打たれた頃から、ドーテルの調子が芳しくないような気がしてならないのですが。 急性一発病になったとは考えたくないですが、先発陣が復調気味も未だ不調で中継ぎもフル回転、抑えがイマイチとなると、 明日からの@アナハイム3連戦で勝負がついてしまいそうでおそろしくて寝不足なのに夜も寝られません。

September 22, 2004

教科書売り切れって

今学期中に終わらせなければいけない授業で履修できるかどうか不安なので、同じ内容のクラスを時間をずらして2つ取っているPESSですこんばんは。 そうすることで単純に2倍の時間分だけ拘束されるだけでなく、宿題も2倍なんですが。そのうち1つが朝8時からなので、新学期3日目にして徹夜決定です。

【A's@レンジャース】

昨日の分で、過去の対レンジャース対戦成績がずば抜けていいと紹介したジートが先発だったんですが、初回1アウトもとれずにブラロックのタイムリーで1点奪われました。 その後もいつもながらののらりくらりとした投球で、2回にもバラハスのタイムリー2ベースでさらに1点失います。

アスレチックス打線は3回表1アウトからミラーがヒットで出塁した後、スクートロが3ベースを放ちまず1点を返し、カツセイの2ベースでそのスクートロも還りあっさり同点に。

しかしジートは4回、ランナー2人背負った状態でエリック・ヤングに対して投げた初球、真ん中低めワンバウンド寸前だったチェンジアップをレフトスタンドへ運ばれ勝ち越しを許しました。 まだまだいける、と踏んでいたんですが、6回にクロスビーの犠牲フライで1点返したのみ。9回表、カツセイとチャベスがそれぞれヒットで出塁しましたが、ダイが三振に、ハッテバーグは外野フライに倒れゲームセット。 5-3でアスレチックスは負けました。ジートは11敗目でしたが、のらりくらりとしている割にはコントロールは以前と比べて格段に良くなっています。 不調の原因は、困ってしまうと下に下に、外へ外へ逃げる配球にあるんでしょうか。

ちなみに5回表、Teixeiraを1塁に置いてジョーダンが放ったレフトフェンス直撃の2ベースで、バーンズが捕ってからくるっと回って投げたバックホームは、 中継に入ったクロスビーの返球コースが良かったこともあわせて、本塁に突入してきたTeixeiraをタッチアウトにできた。このプレーでバーンズにアシストがつき、 これまで球団歴代アシスト王だったマット・ステアーズの記録を抜き、アスレチックス最多アシスト選手となった。

余談ですが、ステアーズはオレこと落合博満が中日の監督やってたことを知らなかったみたいです。「やつはトーキョーなんチャラズにいる!」と信じ込んでいました。

September 21, 2004

あっさり記録更新

両足筋肉痛の中肉離れにならない程度にがんばりつつ今日も自転車で丘を登るPESSですこんばんは。 昨日25分で走りきった同じ道のりを今日はペースを落としつつも22分で走りました。 香港出身のハウスメイトの速い方と比べても12,3分程速いんですが、ここより6ブロック程学校に近いところに住んでいる友人曰く、 信号に引っかかるか引っかからないかでえらく違うという推測は当たってました。といいつつも、ここから学校まで5マイル強で信号7つしかないんですが。

【A's対レンジャース@アーリントンの野球場】

対テキサス過去13勝1敗と一人ずば抜けていい成績を残しているジートを除きオークランドの先発陣はテキサスにカモにされているんですが、 レギュラーシーズン最後の対アナハイム三連戦の先発ローテの調整のため、今日は対レンジャースの成績が芳しくないマルダーが先発。

しかし1回裏1アウトからマイケル・ヤングに2ベースを許すと、Teixeiraの打球はレフト線へ。スウィッシャーがゴロを捕ろうとしたものの、捕った後ボールを落として見失う。 ボールはすぐ見つけられたが、スウィッシャーの腰が高かったためボールをすぐ捕れず、その間に2人生還。アスレチックスは3回、 カツセイが2アウトからセンターへ2ベースを放ち、マクロモアのライト前ヒットの間に生還。1点を返す。さらに4回表、 先頭のハッテバーグがレフト前ヒットで塁に出た後ダイの2ベースでノーアウト1,3塁のチャンスを迎える。 ここでデュラーゾがファーストゴロに倒れた間にハッテバーグが還り同点に。しかし続くスウィッシャー、ミラーと先発連続三振に倒れてしまった。

ところがその裏、1アウト1,2塁からエリック・ヤングが外野フライに倒れた。続くブラロックは初球を引っかけ高いバウンドのファーストゴロになると思われたが、 ハッテバーグが胸元にきたボールを処理し、ベースカバーに入ったマルダーにトス。マルダーの足が明らかにブラロックより先にベースに達していたが、判定はセーフ。2アウト満塁に。 そしてマイケル・ヤングはなんとレフトスタンドへ運び満塁ホームラン。4点ビハインドを背負う。ぱっとしなかったというより味方の守備のまずさと不運が重なってしまったマルダーは、 5回裏先頭から2人連続で出塁させたところでマルダーは降板、ハモンドが登板するが、一人抑えた後ニックスの内野ゴロとバラハの2ベースヒットにさらに2点失った。

6回、オークランドは1アウトからダイがレフト越えベースヒットで出塁すると、スウィッシャーがセンターへ2ベースを放ち1点、ミラーのセンター前ヒットでさらに1点追加したが遠く及ばず、 9-4でアスレチックスは負けた。たった4回で降板したマルダーが6敗になり、サイ・ヤング賞候補といわれていた面影もなにもなく、最初三ヶ月は2点台後半だった防御率は4点台まで上がった。

September 20, 2004

初日から筋肉痛

ついに学校が始まりました。山の上の学校なのに、バス代ケチるついでに運動するため雨期に入るまでは自転車で通うことにしました。

学校までは5マイルちょっとなんですが、その間ずーっと緩い上りという、平坦で最後に心臓破りの上り坂、というパターンより疲労感は強いです。 車で15分ほどの道のりを自転車で25分で走り切ることができましたが、家に帰ってしばらくすると太股がだんだん重たくなって、膝をあげるのも一苦労するレベルに。 しばらく風邪引いてて全く自転車に乗ってない日が3,4日続いたので、いきなりこんなハードな運動して筋肉痛になるって当たり前といえば当たり前ですが。

【最初と言ってることが違うけど】

スキャナのガラス面に出荷時からついていると思われる原因不明の油膜のため、写真がきれいに取り込めずにコンテンツ制作が滞っている中、当サイト"匹士弐千"の今後の展開をコンテンツ案を中心に考えてみました。 右コラムの予定に書いてある通り、オークランドコロシアム・ガイドがおそらく最初になると思われますが、これに加えてGoogleで検索かけても日本語コンテンツでは見あたらないような情報を中心にしたSFベイエリア周辺ガイドに発展させたい、と考えているんですよ。 B+級グルメとか、車を使わないで遊ぶとか、そういうニッチな内容になりそうなことは火を見るより明らかなんですが、 内容が少し分散していて、なおかつフィードバックを取り入れながらやる場合、皆さん(読む側)からも、私(書く側)からも一番都合がいいのはよく考えると実はMovable Typeなどプログラムを使ったBlogなんじゃないか、 と今頃になって気付きました。ジャンル分類や検索機能、皆さんからのフィードバックを受け入れる機能(コメントやトラックバック)が全て実装されていることから、 より使いやすいガイドブックっぽいコンテンツになるんじゃないんでしょうか。

まだ始めたばかりで、アスレチックスなのにSabermetricsにほとんど触れていないようなダメダメな日記なので、皆さんがカウンタをご覧いただいている通りの状態なので、 ドメイン取ってMovable Typeを使えるサーバに移転するのは10万年以上早いですが、コンテンツが出そろった時点でそれも検討し始めますので、よろしくお願いします、 ということです。

ということで、授業があって試合がないとこんな感じになってしまいますが、ダメだし大歓迎です。何かコメント、ネタ等ありましたら、くどいようですがメールフォームから一言よろしくです。

September 19, 2004

今週2回目のレオナルド・ディカプリオ

NHLストライキの影響でESPN HDのビデオジングルからタンパベイ・ライトニングの得点シーンが消えたことに未だに違和感を覚えているPESSですこんばんは。 そのシーンはほんの1秒ぐらいなんですが、ちょうど得点直後のホーンが鳴っている状態で入っているので、NBAなど他の映像を伸ばしても音がなくなってしまったため今までのとまるで違う映像に見えてしまいます。

夜テレビをつけたら、NBCで映画「タイタニック」がやってたので、すでに氷山にぶつかり船内奥深くまで浸水していながらもローズの婚約者は発砲しながら海水から逃れ回っていましたが、恥ずかしながらまだ観たことなかったので観てしまいました。 サンタバーバラで夜の話のタネに"Gangs Of New York"を観たんですが、ディカプリオ出演作品はなぜこうもそろって1本がこんなに長いのでしょうか。 途中でCMが入るテレビならともかく映画館で3時間ずーっと座って観られる人は尊敬に値することに気づきました。今までの人生で映画館で映画を観た回数が20回以下の私にはとてもできないある種の偉業です。

【トレンディー系ピッチャー世代の終焉】

サンタバーバラ駅で電車がやって来ずにイライラしていた頃、西武ライオンズの潮崎哲也投手が今シーズンをもって引退することを表明しました。 彼を試合で観たのは数えるほどしかないのですが、あの独特の投球フォームと何でもこなすユーティリティー性に惹かれました。 イケメン度は後からトレードでやって来た西崎には及びませんでしたが、西武のホームユニホームを着た彼は西武的な格好良さオーラが出ていました。 パワプロでも抜群の制球の良さを誇っていたため、本当によくお世話になりました。今後はかっこよさを生かしてフロント、特に広報あたりで活躍して欲しいですが。

【お日様の下A's@マリナーズ】

過去先発機会2回連続で不安定だったレッドマンは、今日は中の人が入れ替わったかのような安定したピッチングだった。 しかし3回裏、クロスビーが難しいショートバウンドを処理し1アウト取った後、ロペスに2ベースを浴び、次のブルームクィストの内野ゴロでランナーを3塁に進ませピンチを招く。 そこで監督指令でイチローを敬遠、ウィンと勝負する。しかしウィンにレフト前タイムリーを浴びて1点失う。カブレラにストレートのフォアボールを与え満塁となるが、ブーンを打ち取り1失点で切り抜けた。

4回表、親指骨折から復帰したダイが2ベースを放ち出塁すると、デュラーゾは一塁線にライナーを放ちあわやゲッツーだったところ、ボールは一塁手・ブルームクィストのミットの縁にあたりライト・ファールゾーンを転々とする。 これが2ベースとなりダイが還って同点に。その裏2アウトからウィルソンが歩くとロペスはライト前へ、ブルームクィストはピッチャーへの内野安打で続き満塁でイチローをむかえてしまうが、レッドマンは内野ゴロに打ち取り無失点で乗り切った。

5回表2アウトからバーンズが初球をたたき2ベースにすると、チャベスも初球をセンター前に運び、その間にバーンズが生還。逆転に成功した。チャベスは次のハッテバーグが打席に立っていたとき、カウント0-2から盗塁を試みた。 ピッチャーはチャベスがスタートを切ったのに気づき、1塁へ投げ、ブルームクィストはすぐさま2塁へ送ったが、タッチが一寸だけ遅くセーフに。結局ハッテバーグはファールチップでアウト。

レッドマンは7回、ブルームクィストとイチローを打ち取った後2者連続で単打を浴びるまで投げ続け、リンコン、メシーアが後を抑えた。最終回はドーテルが3者三振に抑え、2-1でアスレチックスが勝った。 レッドマンに11勝目、ドーテルに36セーブ目がついた。

対シアトルことはともかく、ダイが戻ってきたことで打線が繋がりだし、また投手陣もイチローを無安打に抑えるなど調子も全体的に上向いてきたような感じがします。 あとは明日の移動日をうまく使い、疲れがみられるマルダーとハッテバーグをどう休ませるかに今後がかかってくると思います。休養したところで火曜日からは2位アナハイムが負けたため3ゲーム差で地区3位のテキサスと3連戦です。

September 18, 2004

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい

今日の朝2時半過ぎにサンタバーバラから帰ってきたPESSです今晩は。

帰り・LA発シアトル行のアムトラックの長距離列車「コースト・スターライト」はLAを定刻に出発していたんですが、 わずか100マイルほどしか離れていないサンタバーバラに約1時間遅れて到着し、サンノゼで降りたときには結局1時間38分遅れていたという、 まあなんというアメリカンな汽車旅でした。

東海岸のボストン~NY~ワシントンD.C.以外では2時間ぐらいの遅れは当たり前で、所要時間も車の2倍以上かかる長距離列車ですが、 学割が効く料金はそこそこで、長距離バス・グレイハウンドと違い移動中ずーっと同じ席に座っていることなく、食堂車やカフェ、 展望ラウンジなどをうろうろできて列車から降りることなくいろんな人としゃべることができるので、飛行機で2時間ほどの距離ならバスや飛行機ではなくアムトラックを使うようになりました。 特に西海岸を縦断する「コースト・スターライト」は海岸沿いでは高速道路101号線よりも海側を走り、山の中では低速でジグザクを描きながら坂を上り下りするので、 車窓から眺める景色は全米を走る列車の中でも特にすばらしいものだといわれています。

訳あって汽車賃を除くと3日で30ドル以下という超低予算な旅でしたが、サンタバーバラは「魔女の宅急便」に出てきそう、という前評判通りきれいなところでした。 そんな旅の様子はほとんど写真に納めました。今日現像したので、文章ができ次第お目にかかれるかと思いますです。

2時間ほど遅れてサンノゼに着いた後、数日前にドイツから戻ってきた元クラスメートからお誘いの電話を受け、 着替えや電車内での暇つぶしグッズを満載したデイバッグを背負ったまま行ったバーで3人ほど知人と会ったので、帰りが遅くなり更新できなくてごめんなさいごめんなさい。

【ストライキは2つ進行中】

サンタバーバラの元ハウスメイトの家ではチャンネル規制がかかっていてスポーツ系チャンネルが映らず、 3日間でスポーツの話題に触れたのは、帰りの汽車で会った食堂車でのディナーのキャンセル待ちをしていたドジャーズ兼レッドソックスファンと携帯電話から確認したパドレス@SFのスコアだけだったので、 話題についていけず危うく浦島太郎になるところでしたが、そんなことはともかく。

日本のプロ野球が史上初のストライキ決行を決めた今週、NHLの労使交渉は15日の交渉期限までに新サラリーキャップを含めた労使協定の合意に至らず、 事前の予告通り、選手会側は無期限のストライキに、またチーム側は施設のロックアウトを行った。今回のストライキ中選手側は、前回スト時には行った練習等は行わず、キャンプはキャンセルに。 またシーズン前のエキシビジョンと開幕後数試合の中止も併せて決定された(参考までに、シャークスはエキシビジョン全試合と10月2日の対アナハイム戦と6日の対LAキングス戦が中止決定)。 ストライキ中、一部のヨーロッパ出身選手は、母国プロリーグでのプレーを視野に入れている模様。

話変わって日本のプロ野球ですが、正直どうでも良くなってきました。あくまで新規参入による2リーグ・12球団維持を訴えてのストライキは賛成ですが、土日だけとかやり方がアマアマでもう見てられません。 現在セリーグ首位の中日ドラゴンズ選手会の「ストもいいがやったら俺らの優勝はどうなる」発言から土日だけという形になりましたが、一部チームの経営陣からのシーズン無効の訴えを機構が認めてしまうかもしれないリスクを考えると、 どうせやるなら無期限でやるべきだったかもしれません。そうすればみんなが痛い目に遭って本当に改革できるかもしれないのに。 子供の夢を奪うな、という意見も多々聞きますが、ここは一層のこと子供たちには大人の世界を覗く社会勉強だと思ってみるというのも悪くないかもしれないな、と今冗談半分で思いました。

それにしても、ストに対する中日選手会の見解といい、ここのBlogを代表する、アスレチックス過激派ファンに匹敵しそうな一部の中日ファンの言動にはこりごりです。 なんというか、はっきり言って自己中心的なのもいいところ、いい加減にして欲しい。この顛末を見ていてこんな人達とプロ野球・ドラゴンズファンをやるのはもううんざり。 このストライキをきっかけに、中日ドラゴンズファンを卒業したいと思います。今後はアメリカのプロスポーツを観ながらたまーに韓国野球でも、というのはだめですかこういうの?

日本人が全員イチローファンと思ったら大間違い A's対マリナーズ@シアトル】

去年のエキシビジョン、マリナーズ@SFジャイアンツの時、キャメロンは喜んでくれたサインをイチローと佐々木からはもらえなかったどころか声をかけても無視だった、という一緒に球場で観戦した友人達の一件以来こうなりました。

オークランドの先発だったハドソンは、8回を投げ8被安打3失点したものの最初の3回をエドガー・マルティネスのヒット1本に抑えるなど、本人曰くベストではなかったものの順調に復調している様子。 その健闘に答えるべく、打撃陣も、スクートロが5回表の2点タイムリー2ベースを含め3打点、チャベスは29号ソロを放ち、追っていない間に復帰したダイも9回にダメ押しのタイムリーを打つなど、久しぶりにテレビで観ていても楽しい試合だった。 9回はドーテルが2アウト1,2塁のピンチを迎えたものの、クロスビーの好判断に助けられ1失点に抑えた。結局7-4でオークランドの勝ち。ハドソンが12勝目。

September 14, 2004

シリコンバレー体感

X-Symantec-TimeoutProtection:
From: *******@************.co.jp.co.jp
To: ****@*******
Subject: You cannot do that!
Date: Mon, 13 Sep 2004 19:19:23 +0900
X-MSMail-Priority: Normal
Let'us be short: you have no experience in writing letters!!!

↑ このようなウィルス付きスパムメールを受け取ってメール(ウィルス部分はノートンで削除済)を送った記憶はないのに何故か納得して軽く凹んでいるPESS ですこんばんは。 病み上がりはなんとか家にたどり着きましたが、風邪を引いて寝込んでいる間何もしなかったので、15分ほど自転車を漕いだだけなのに太股が悲鳴を上げてい ます。 今週末当たりモントレーから17マイル・ドライブ経由でカーメル・バレーを抜け、モントレーに戻るという延長30マイルほどのサイクリングに出かけようと 思っていたのに、 その前に体力を戻さなければいけなくなってしまいました。夏風邪引くのはバカの宿命とこの際割り切ってしまうのも手かも、 と開き直ってみたり。

【アイスホッケー・ワールドカップ決勝を淡々と記録するよ(パクリ)】

カナダ対フィンランド@トロント・エアカナダセンターでした。

カ ナダでの試合ということで、アリーナ内はカナダファン8割以上といった感じで、ホームゲームアドバンテージが効きそうな雰囲気でした。 コロラド・アバランチのチームメートであるSakicとSelanneがそれぞれに別れて戦うという興味深い中、先制したカナダに対しフィンランドが追い つくという展開でした。 それに加えアイシング以外で時計が止まらない白熱した試合は、3-2でカナダが勝ち、前回重たすぎて選手たち持ち上げられなかったためわざわざ作り直され たワールドカップを獲得。

カナダは中央からパックを回しながら攻め上がれたのに対し、フィンランドはプレーヤーの個人技だけで得点して いた様子。集団で上がれるカナダはゴール前でゴーリーを欺き、 あのKiprusoffを前に出させてゴールを空にしたところに打ち込んだり、ということもできていました。フィンランド、やっぱり壁に張り付かないと強 くなかったのかも。

【レンジャース@A'sを淡々と記録するよ(パクリ)】

そういう予定でアイスホッケーW杯決 勝を観ていたので、ホッケー終了後セレモニーなんぞ観ずにさっさとチャンネル変えましたが、 オークランドの先発レッドマンがいつも通りはまってしまったところで負けを確信してしまいました。そんな気持ちの弱いファンです私は(突然懺悔)。

1 回裏カツセイがバントを内野安打にすると、マクロモアの内野ゴロでフォースアウトとなるものの、チャベスが粘ったあと四球を選ぶと、ハッテバーグのセン ター前ヒットで満塁に。 ここでデュラーゾはライトへヒットを放ち、マクロモアとチャベスがスコア、2点先制。しかしレンジャースはブラロックの2ベースとソリアーノのタイム リー、ジョーダンの犠牲フライで4点を返し逆転。 その裏オークランドはスウィッシャーのタイムリーで1点差に追い上げるものの、4回にヒット2本とフォアボールで1アウト満塁のピンチを迎えると、 Teixeiraの1,2塁間へのゴロをハッテバーグが落球、何故かセカンドのマクロモアがそれを拾って1塁へ投げたものの、 ベースカバーに入ったレッドマンが捕れず、その間に2人かえしてしまう。レッドマンは降板、レアーがマウンドへ上がるものの、ソリアーノにタイムリーを打 たれさらに1点失う。

5回裏、アスレチックスはメルフュースの17号ソロとマクロモアのセンター前タイムリーでそれぞれ1点ずつ入れる など、 スタメンだったメルヒュースが3打点をあげたものの、その後もアスレチックスを上回るペースで得点を重ねたレンジャースが12-9で逃げ切った。 レッドマンは今季12敗目。最終回ライトへ15号2ランを放ったハッテバーグの休養はいつになるんでしょうか。 そろそろ休ませてあげないと成績が下降するだけでなく過労死しちゃいそうですので。

【お知らせとお断り】

明日からサンタバーバラで元ハウスメイトに会ってくるので、昨日のレンジャースブルペンいす投げ事件等触れたい話題は山ほどのところ申し訳ないですが、 2日ほど更新お休みします。バングラデシュ人なので、野球じゃなくてクリケットに洗脳されて帰ってきたりして。

ウィルス付きスパムメールといえど

X-Symantec-TimeoutProtection:
From: *******@************.co.jp.co.jp
To: ****@*******
Subject: You cannot do that!
Date: Mon, 13 Sep 2004 19:19:23 +0900
X-MSMail-Priority: Normal
Let'us be short: you have no experience in writing letters!!!

↑このようなウィルス付きスパムメールを受け取ってメール(ウィルス部分はノートンで削除済)を送った記憶はないのに何故か納得して軽く凹んでいるPESSですこんばんは。 病み上がりはなんとか家にたどり着きましたが、風邪を引いて寝込んでいる間何もしなかったので、15分ほど自転車を漕いだだけなのに太股が悲鳴を上げています。 今週末当たりモントレーから17マイル・ドライブ経由でカーメル・バレーを抜け、モントレーに戻るという延長30マイルほどのサイクリングに出かけようと思っていたのに、 その前に体力を戻さなければいけなくなってしまいました。夏風邪引くのはバカの宿命とこの際割り切ってしまうのも手かも、 と開き直ってみたり。

【アイスホッケー・ワールドカップ決勝を淡々と記録するよ(パクリ)】

カナダ対フィンランド@トロント・エアカナダセンターでした。

カナダでの試合ということで、アリーナ内はカナダファン8割以上といった感じで、ホームゲームアドバンテージが効きそうな雰囲気でした。 コロラド・アバランチのチームメートであるSakicとSelanneがそれぞれに別れて戦うという興味深い中、先制したカナダに対しフィンランドが追いつくという展開でした。 それに加えアイシング以外で時計が止まらない白熱した試合は、3-2でカナダが勝ち、前回重たすぎて選手たち持ち上げられなかったためわざわざ作り直されたワールドカップを獲得。

カナダは中央からパックを回しながら攻め上がれたのに対し、フィンランドはプレーヤーの個人技だけで得点していた様子。集団で上がれるカナダはゴール前でゴーリーを欺き、 あのKiprusoffを前に出させてゴールを空にしたところに打ち込んだり、ということもできていました。フィンランド、やっぱり壁に張り付かないと強くなかったのかも。

【レンジャース@A'sを淡々と記録するよ(パクリ)】

そういう予定でアイスホッケーW杯決勝を観ていたので、ホッケー終了後セレモニーなんぞ観ずにさっさとチャンネル変えましたが、 オークランドの先発レッドマンがいつも通りはまってしまったところで負けを確信してしまいました。そんな気持ちの弱いファンです私は(突然懺悔)。

1回裏カツセイがバントを内野安打にすると、マクロモアの内野ゴロでフォースアウトとなるものの、チャベスが粘ったあと四球を選ぶと、ハッテバーグのセンター前ヒットで満塁に。 ここでデュラーゾはライトへヒットを放ち、マクロモアとチャベスがスコア、2点先制。しかしレンジャースはブラロックの2ベースとソリアーノのタイムリー、ジョーダンの犠牲フライで4点を返し逆転。 その裏オークランドはスウィッシャーのタイムリーで1点差に追い上げるものの、4回にヒット2本とフォアボールで1アウト満塁のピンチを迎えると、 Teixeiraの1,2塁間へのゴロをハッテバーグが落球、何故かセカンドのマクロモアがそれを拾って1塁へ投げたものの、 ベースカバーに入ったレッドマンが捕れず、その間に2人かえしてしまう。レッドマンは降板、レアーがマウンドへ上がるものの、ソリアーノにタイムリーを打たれさらに1点失う。

5回裏、アスレチックスはメルフュースの17号ソロとマクロモアのセンター前タイムリーでそれぞれ1点ずつ入れるなど、 スタメンだったメルヒュースが3打点をあげたものの、その後もアスレチックスを上回るペースで得点を重ねたレンジャースが12-9で逃げ切った。 レッドマンは今季12敗目。最終回ライトへ15号2ランを放ったハッテバーグの休養はいつになるんでしょうか。 そろそろ休ませてあげないと成績が下降するだけでなく過労死しちゃいそうですので。

【お知らせとお断り】

明日からサンタバーバラで元ハウスメイトに会ってくるので、昨日のレンジャースブルペンいす投げ事件等触れたい話題は山ほどのところ申し訳ないですが、 2日ほど更新お休みします。バングラデシュ人なので、野球じゃなくてクリケットに洗脳されて帰ってきたりして。

September 13, 2004

シリコンバレー体感

風邪を引いて3日目なのにちょっと熱が下がった隙を狙って外出してしまったPESSですこんばんは。

10日ほど前に買ったばかりのパソコンが、祝福のポップアップ広告の嵐と、新参者に対するファイヤーウォールの嫌がらせにより、 ホットメールが見られなくなってしまったという友人の状況を解決するために、病み上がりでEast Bayへ。 前日できるだけ長時間汗をかいて熱を下げるため2杯目の卵酒の助けを借りて布団に入ったため、起きたときにはすでに帰宅ラッシュが始まっていました。 長時間寝ながら汗をかいていたしわ寄せは、寝間着が水分で重たくなった以外のところにも出てきました。 ラッシュ時間帯はEast Bayで北上するために利用するBARTに自転車が積めません。 BARTを使わずに自転車と一緒に目的地へ到達できる唯一の交通機関でも料金がBARTの倍という、アムトラックのCapitol Corridorをサンノゼから使いました。 今日乗るまで知らなかったんですが、現在Capitol Corridorでは、電車走行中に無線インターネットに接続できたんですね。 一部列車の一番サクラメント寄りの車両で無料実験しているみたいなんですが、 実際に接続してみたところ、これがなかなか使えます。トンネルがほとんどなくて走行速度がそれほど速くないせいか、使っている間一度も接続が切断されることがなく、 それに通信速度も実用に耐えうるものでした。乗車時間が平均2時間を超え、マルティネス以遠の景色が平凡なこの路線にはもってこいのサービスではないかと思います。 A'sの3A・サクラメントリバーキャッツのシーズンは終わったけど、これからはNBAサクラメント・キングスだぜ、 というベイエリアにお住まいの方でサクラメントへ向かう際Fair Field手前の渋滞でうんざりしている方は汽車を利用するのも悪くないかもしれません。

というわけで、今日は外出先の友人宅からメモ帳とInternet Explorer使って更新してます。

【久しぶりの同地区対決・レンジャース@A's】

実は今日の試合、先日オークランド・コロシアム内で試合中に携帯電話のショートメッセージ(SMS)で回答するクイズの参加賞としてSMSで送られてきた割引券で、 普段8ドルの内野5階席がなんと1ドルになってしまうという、泣く子も黙る出血多量大サービス特典を持っていたのにもかかわらず、夜寒いコロシアムでの観戦が病み上がりの体に与える影響と、 夜自転車を置いておくのが不安になるようなコロシアム周辺の治安を考慮した結果、今日の観戦はあまりにもリスキーなことがわかったため、 友人宅でパソコン直しながらテレビで見てました。

アスレチックスの先発だったハドソンは、初回先頭打者のソリアーノに出会い頭としか言い様のないソロホームランを浴び、いきなり1点を失う。 対するレンジャースの先発はドミンゴス。彼の投げた球はとても不思議で、90マイル前半のボールがほぼ無回転で、横方向にくの字に曲がったり、 ベース手前でひざ上からワンバウンドになったりと、オークランド打線を苦しめそうなピッチングだったが、 3回裏簡単に2アウトを取ってからスクートロがたまたま回転がキレイだったストレートをライト線へはじき返し2塁に達した。 しかしここでありえないことが。次のカツセイが打席にいた時、ドミンゴスが初球のモーションに入ったときにボークを犯し、スクートロは3塁へ。 仕切りなおしてもう一回投げようとしたときにもまたボークを犯してしまい、3塁走者スクートロが生還。あっさり同点とした。また5回にはクロスビーがレフトへ20号ソロHRを放ち逆転する。

しかしレンジャースは7回、先頭のジョーダンがレフト前ヒットで出塁すると、ニックスのライト前ヒットの間に3塁へ。次のバラハはセンターへの2ベースヒットを放ち、ジョーダンとニックスが還り逆転されてしまう。 引き続きノーアウト2塁でソリアーノが打席に立っていたとき、ハドソンが投げた3球目をミラーがパスボール。その間にランナーは3塁に進むも、ハドソンは後続バッターを抑えピンチを乗り切る。

8回表からMecirが登板するが、Teixeiraに初球をライトスタンドへ運ばれ2点差とされる。ところがオークランドはその裏先頭のバーンズが四球を選ぶと、 替わったばかりのピッチャー・メーヘイはチャべスに対し四球を与える前に暴投し、ノーアウト1,3塁となる。 続くハッテバーグはレフト前へ転がし、バーンズが還って1点を返す。ミラーは犠牲バントで1アウト2,3塁とするとデュラーゾを敬遠しメーヘイは降板。 満塁でアマンザーが登場すると、2球目をスウィッシャーに当て押し出し、再び同点に。クロスビーがこの後犠牲フライを放ちこの回オークランドは逆転に成功する。

9回表ソリアーノが今日2本目のソロHRを放ち、三度同点とし延長戦へ。10回表、ダッチェラーは先頭のTeixeiraに3ベースを許すとデルーチェに四球を与える。 メンチには初球を打たせてセカンドゴロに打ち取るも、併殺にはならずデルーチェをセカンドで仕留めたのみ。続くジョーダンも打ち取ったものの、 メンチをフォースアウトにしたまではよかったが、ベースカバーに入ったクロスビーが悪送球。その間にTeixeiraが生還、さらに1点を許してしまう。

2点差としたレンジャースはオークランドを押さえるためにコーデロを投入するが、デュラーゾとスウィッシャーをフルカウントから歩かせる。 次のクロスビーは犠牲バントを3塁線に転がし、ヤングが前進して1塁へ投げたものの、送球がやや本塁側に逸れベースカバーに入ったソリアーノが捕ったものの足をベースから離してしまいオールセーフに。 アスレチックスはノーアウト満塁のチャンスを迎えると、マクロモアもフルカウントから四球を選び、デュラーゾの代走・ジャーマンが押し出しでホームを踏みノーヒットで同点に。 カツセイ、バーンズは凡退するものの、2アウト満塁で打席にはチャべス。カウント2-2から真ん中低目の直球をセンターへはじき返す。 チャべスは打った瞬間右手を上げ、スウィッシャーが還った。7-6でオークランドがサヨナラ勝ち。10回表、投球がさえなかったダッチェラーが6勝目をあげた。

観ている方としては、こういうしびれる勝ち試合大歓迎なんですが、今のアスレチックスブルペン事情を考えると、今日のは手放しで喜べない勝ち方です。 中継ぎピッチャーが手薄なことからくる登板過多のツケを払わないといけない時期がもうすぐそこに来ているような。

September 12, 2004

あまにがい生活。

「バカは夏に風邪を引く」という通例が見事に当てはまって2日目、その前の日に徹夜したこともあってじっとりと気が済むまで汗をかきながら寝たのは良かったんですが、 先日日記に登場した帰国直後の友人に、この前の味噌煮込みデリバリーの見返りとして半日ほど買い物とおしゃべりにつきあったら回復に向っていた体調はさらに悪化、 体温計の華氏表示を32引いてから9分の5倍するのが面倒くさくて敬遠していたところ、帰宅直後に顎関節の痛みを覚えたため、これはまずいかも、 と思いつつも未だに口で測るタイプの体温計で測ったところ、摂氏で37度台後半だったため、Googleで卵酒のレシピを調べて作りました。 これまで「どんな風邪でも葛根湯飲んでヴィップスの軟膏を胸に塗り、水を飲んだ後厚着を着て朝まで寝れば熱は下がる」と教わり、それを信じて止まなかったため、 日本でもっとも古典的な民間療法を試すのはこれが初めてです。レシピ通りに作ったら、砂糖を入れたところで相変わらず見事に日本酒と卵の味しかしないんですが、こんなもんなんでしょうか。

卵酒童貞が卵酒飲んだ結果やそれによる効果などは明日の日記でふれますので。

【ESPNで全国中継されたインディアンズ@A's】

普段SFジャイアンツの実況をしているジョン・ミラーがA'sに関してどんな事を言いだすか、とても興味深かったんですが、 前出の友人が野球嫌いでテレビの主導権を握れなかったので、試合を見れませんでしたが、スコア見て仰天しました。

オークランドの先発は最近クラブハウス内で他の選手にギターを教えて回っているジート。小女子さんに教えていただいた写真サイトやA'sマガジンの写真から推測しても、 チーム内でジート派が着実に増えているのは置いといて、今日はインディアンズ相手に7回を投げヒット4本10奪三振・無失点に抑えてしまいました。今までのダメダメピッチングは何だったんでしょうか。

前回登板時106球で降板したが、今日は6回まで108球を投げていたのに、ダグアウトでモッカ監督に「もう1イニング行く」と懇願。懇願したならいい仕事しなきゃということで、 メローニ、ルードウィックから粘られながらも三振を奪った後、ゲルートをサードへのファールフライに仕留めて、観衆からスタンディング・オべーションを浴びながら降板。

ところが、クリーブランドの先発ウエストブルックもすばらしく、こちらはオークランド打線相手に5安打に抑え完投したものの、 そのうちの1本が2回表に打たれた、デュラーゾの自身キャリアハイとなる22号ソロホームランだった。ジート降板後もオークランドの中継ぎ陣はインディアンズ打線をヒット2本に抑えたため、 1-0でアスレチックスが勝った。ジートが11勝目、最終回2アウトから四球を内野安打で1,2塁にランナーを背負ったものの、最終打者クリスプを3球三振に仕留めたドーテルが34セーブ目。

今日ジートが好調だったのが、全国中継されるために格好つけてた、というようなポーズでないことを願いつつ、 アイスホッケーW杯中継中にESPNが盛んにプロモートしているカレッジフットボールに全く興味のないためとてもうざがっている病人はこれにて。

September 11, 2004

はや一ヶ月経過

Web上で日記始めてから一ヶ月目の今日、めでたく風邪を引きながらも徹夜しました。

昨日、てっきりしゃべりすぎて喉がびっくりした結果痛くなったと思いこんでいましたが、NBCでLast Callを見てさあ寝るか、 とベッドで横になった時に心臓が速く動いているのに気づきました。そこで風邪薬を飲んで寝ようかと思ったんですが、 昨日友達とコーヒーを飲み始めたのが夜10時近かったので、カフェインの影響まっただ中で寝れるはずもありませんでした。 少し待ってカフェインが切れるのと同じぐらいに眠気がくるように目を酷使してみたりしたのですが、普段最高血圧が80前後という体質で脈が速いと気になって寝られないことを思い出し、 2時間ほど布団にくるまってのたうち回った挙げ句起きてしまいました。昨日のやつの答えなんですが、生物的にはこんなの明らかにNGかと。

あ、アストロズのクレイグ・ビジオの顔が一瞬だけでもアスレチックスのティム・ハドソンに見えてしまうようなある種危険な状態で書いていますので。

【熱と粘度高めの鼻水に冒されながらも郵政事業民営化論について】

方向音痴のライオン型ネコこと小泉純一郎は、昔から主張していた郵政三事業民営化に向けて脇目もふらず耳栓をして突っ走っていますが、 何がそうさせるのか、海の向こうからニュース追っかけてるだけなのでさっぱりわかりません。それをいいことに今からゴーマンかましますが、郵政三事業のうち小包を含めた郵便事業を民営化するのは無謀ではないでしょうか。 日本に郵便制度ができて150年ぐらいですか。前島密によってもたらされて以来それぐらいになると思うんですが、宅配便など類似したものもある現在でも、郵便のない生活って考えられないですよ。

大袈裟にいってしまえば、郵便は社会インフラの一部だと思うんです。社会インフラを民間に任せて果たしていい仕事するかどうか、とても疑問です。ましてや郵政公社は未だに帳簿が真っ赤なはずですし。 帳簿の赤い部分帳消ししてもらった状態で始まったJRだって、バス鉄道を問わず民営化された途端そこら中で路線を廃止していますし。 郵便事業を民営化した途端、それに似たようなことが起こりそうでなりません。たとえば、松山千春の実家周辺では郵便局まで歩いて1日かかるようになるぐらい統廃合されるとか。

郵便事業だけでなく、日本って社会インフラに関する考え方がかなり特殊だと最近激しく考えるようになりました。 たとえば公共交通機関。日本では私鉄最大手が1兆も赤字出しながらも未だに民間でなんとかなってますが、日の出づる国では限りなく公共財に近い民間資本で、 以前は我が世の春を謳歌できた私鉄各社は将来的に労働人口が減った時に果たして持つのかどうか、持たなくなったときに廃止申請されてから始めて存続運動し始めても遅いと思いますよ。 私鉄各社はこれまでテーマパークや宅地造成など沿線開発をしながら何とかやってきた、いわば不動産屋であって鉄道事業単体では将来的に帳簿が真っ赤になることは、 建設コストが違いすぎて単純比較できませんが、政令指定都市の交通局を見ればわかります。公共交通事業は、垂れ流した赤字を行政に補填しながらでないと回らない、 とてもじゃないけど民間だけじゃできないものです。それを未だに「鉄道は金儲けの道具」としかみていない行政は、 アメリカで40年ほど前にあったように、日本でも将来名古屋の大手私鉄・名鉄がトヨタ自動車に買収されて、リストラという名目の元に鉄道事業から撤退する、といったようなことで痛い目みますよ、きっと。

寝不足病人による殴り書きでオチがないですが、とりあえず最近どうもおかしいな、と思っていましたのでこんなところで。また書くかもしれません。

【あれから3年たった9-11のインディアンズ@A's】

9-11と乳ガン基金デーが重なり、試合前のセレモニーは始球式なしでバグバイプ演奏の中チャベスがマウンドのプレートにボールを置くという厳かなものだった。

アスレチックスの先発は今季10勝目をねらうハーデン。初回、先頭打者のクリスプにセンター前ヒットを許すと、ビスケルから三振を奪った後、3番 ロートンが打席に入った。ここでクリスプは果敢にもハーデンが投球体制に入る前にちょこんと2塁側に飛んだ上で盗塁を試み、スタートを切る。 ハーデンのボールを受けたキャッチャーのミラーは、すぐさまクリスプを刺そうとしたが、タイミングは良かったものの投球が低すぎたため、ベースカバーに 入ったクロスビーは後ろにそらしてしまった。その間にクリスプは3塁を陥れ、オークランドの内野陣はいわゆる前進バックホーム体制をひくことに。 バッターのロートンはハーデンのスライダーをひっかけたもののセカンドベースのかなり前にいたスクートロを越え、タイムリーに。インディアンズに先制され る。

その後ハーデンは速球があまり走ってなかったものの、緩急ついたピッチングでインディアンズ打線を抑えるが、一方アスレチックス打線は、帽子をナナメにかぶるインディアンズの先発C.C.サマンサのスライダーに手を出し続け、序盤から苦しんだ。 特にバーンズとデュラーゾ。3回裏、スウィッシャーはカウント2-2からファールで粘り、最終的に四球で出塁すると、続くカツセイもカウント3-2から出てしまったバットを止めるため、身を前に乗り出して三塁塁審の目を欺きフォアボールで1,2塁のチャンスを作るも、 バーンズが初球に手を出してしまい、結果キャッチャーへのポップフライに。スランプを抜けたいのはスイングから伝わってくるが、その前にボールぐらいは見極めて欲しいところ。

試合が動いたのは7回表、インディアンズ打線をその1点に抑えていたハーデンは、この回先頭のロートンにライト前へはじき返されると、マルティネス にもライト前ヒットを打たれ、ノーアウトで1,2塁に。次のハフナーに対する2球目、ハモンドのストレートは真ん中・腰の高さにいってしまい、 ライト・外野席スタンドへ運ばれ3点追加されたところでハーデンは降板。Mecirはバーンズがビジターブルペンまでダッシュしてとったファールフライに 助けられ、2アウトでゲルートを迎えたところでリンコンが登場。 リンコンもゲルートをキャッチャーフライに打ち取った。

その裏、先頭のスウィッシャーがヒットで塁に出ると、スクートロもレフト前へ運び1,2塁にする。カツセイアウトのあと、バーンズがようやくボールを見極めてフォアボールを選び1アウト満塁。 チャベスは内野ゴロに倒れたものの、この間にスウィッシャーが還り1点を返した。そしてハッテバーグはライトへ走者一掃の2ベースを打ち、1チャンスで1点差まで詰め寄った。 ここでサバンサは帽子が斜めなまま降板。継いだベンタコートはミラーに初球を振らせ、サードフライに打ち取る。

8回裏、この回からマウンドに上がったホーリーのど真ん中に入った直球をクロスビーは見逃さずにレフトスタンドへ運ぶと、なんと続くスウィッシャーも空振りの後、カウント2-2から高めに入ったボールを一降り、ライトスタンドへ。オークランド、逆転に成功する。 9回はドーテルが抑えたため、スウィッシャーのホームランが決定打となった。5-4でオークランドが勝ち、連敗脱出。リンコンが今季初勝利。

なお試合後、スウィッシャーはFox Sports Netとのインタビュー中、カメラが回っている最中にパイを顔面に浴びました。ここに写真があるんですけど、 風邪ひきで頭が熱にやられている人間の目には、パイを受けたスウィッシャーが石原良純に見えてしまうんですが。

September 10, 2004

生物としてまずいのかどうか。

MSNメッセンジャーでのチャットと、Internet Explorerの使用を止めて早2週間・・・。

Screen shot

↑これの右寄りにある「友達と一緒に音楽を聴こう・・・」という文句を見て、MSNメッセンジャーに「BGMを共有する」というコマンドが追加され、 それを実行するとWinkの「淋しい熱帯魚」が流れるなんてMSNメッセンジャーも進化したなあ、と実年齢とまるであわない変な思い違いをしてしまったPESSですこんばんは。

6月末からカナダで研究生活をしつつ日本に里帰りしていた友人が久しぶりにベイエリアに帰ってきたため、到着初日で体力的にも精神的にも時差ボケで精一杯のところ、 無理矢理余った味噌煮込みを配達してもらった上に、ダウンタウンに連れ出してコーヒー飲みながら2時間ほど、近況を聞き出しました。 日本語英語を問わずこれだけ長時間人としゃべるのは久しぶりだったので、しゃべった量は4割以下だったにもかかわらず喉を痛めてしまいました。 1日に人としゃべってる時間が15分以下という生活、生物的にOKなんでしょうか。

【今日こそは連敗止めてくれA's対インディアンズ@OAK】

今日こそは試合を見ようと思い、アウトレットでのウィンドウショッピングを早めに切り上げたんですが、 味噌煮込みが配達されたのが夜だったので、テレビでは中盤しか見れませんでした。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、というわけでいきます。

オークランドの先発は、最近自身の投球フォームに違和感を覚えていたマルダー。前回の先発登板でブルージェイズ打線相手に10被安打5失点と打ち込まれながらもフォームは良くなったと試合後コメントしていたのに加え、 休日を挟んだため普段より登板間隔が開いたので、さらなる復調が望まれた。ところが、3回表1アウトからクリスプとバスケルに連続で2ベースを打たれ先制されてしまう。 また5回には先頭のルドウィックにレフトスタンドへ運ばれさらに1点失う。その後マルダーは10人中9人のバッターを抑えた。

アスレチックスは6回裏、1アウトからマクロモアがライトへ2ベースを放つと、続くチャベスは右中間へ28号2ランHRを放ち2点返す。インディアンズの先発・アールトンはこの後ハッテバーグにレフト前ヒットを浴びるとデュラーゾを歩かせ降板する。 しかし後を継いだミラーの制球も安定せず、バーンズに四球を与え満塁とする。ここでオークランドのミラーがライトへ犠牲フライを放ちハッテバーグが還り逆転に成功する。

マルダーは8回、先頭のクリスプに初球をレフトスタンドへ運ばれ同点とされた後、ビスケルを歩かせ降板する。しかし代わってマウンドに上がったMecirが後続を断った。 9回表ドーテルはマウンドに上がるがいなや、先頭のロートンを歩かせると、こんなところにいたのは気づきもしなかった元横浜のメローニの犠牲バントで2塁へ進ませてしまう。 インディアンズは次のゲルートにもバントをさせ2アウト2,3塁とすると、ブルサードを歩かせてしまい、満塁のピンチを迎える。しかしドーテルは後続を断ち、チャンスをつぶした。演出だったのか?

その裏、ミラーとクロスビーが連続で三振に倒れた後、スウィッシャーが2ベースを放ち、1塁を埋めるためにカツセイが敬遠され、逆転のチャンスを迎えるものの、マクロモアが粘った後に三振に倒れ、延長戦に突入。

延長11回表、リンコンに代わり登板したダッチェラーは先頭のレイカーに代る代打マルティネスに2ベースを打たれると、ゲルートのセンターフライが深かったため、マルティネスはタッチアップで3塁へ。 1アウト3塁のピンチを迎え、ブルッサードをショートフライに打ち取るものの、クリスプにはストレートの四球を与えるが、次のビスケルの浅いフライをレフトのスウィッシャーがダイビングキャッチ。チャンスをつぶす。

11回裏、オークランドはミラーが四球を選ぶと、クロスビーがレフト前ヒットで1,2塁とすると、スウィッシャーはライトフライに倒れるものの、カツセイは敬遠され1アウト満塁に。 ところがジャーマンは2球目をショートゴロにし、ビスケルはキャッチャーに返球、ミラーは本塁でアウトに。次のチャベスはライトライナーに倒れたため得点できず。

ピンチを切り抜けたダッチェラーは12回も登板するが、1アウトからブレークにソロホームランを浴びてしまう。その裏オークランド打線はウィックマン相手にハッテバーグ、デュラーゾ、バーンズが三者凡退でゲームセット。 4-3でインディアンズが勝利。決勝ホームランを浴びたダッチェラーが今季5敗目。

September 9, 2004

コブラがなくなった!

勝者がドナルド・トランプの会社に就職できる番組、"The Apprentice"の第二シーズンが今日から始まったことを番組が終わる直前まで忘れていました。 最後の15分ほど見ていたんですが、今日敗退した営業マンがNYYのジェイソン・ジアンビーに何となく似てたことぐらいしか見ていませんでした。 ただ、敗退を告げる"You're fired!"という決め台詞を言うときについていた、「コブラ」と呼ばれるゼスチャーが見られませんでした。 トランプの真似をよく使うConan O'brienが今後どう出るのか、目が離せませんよ。(大袈裟)

ということで、今日はA'sもジャイアンツもシャークスもレイダースも49ersもウォリアーズも試合がなかった上に、 久しぶりにビール飲んだらすぐ酔っぱらってしまって頭が痛いので、酔拳とか出せない私はこれにて今日分にしていいですか?

【明日の予告】

アスレチックスはオークランドでインディアンズと対戦しますので、それのリキャップは必ず。 また今週末サンフランシスコで行われる自転車レース"T-mobile International"についてもふれるかもしれませんのでお見逃しのないよう。

September 8, 2004

カリフォルニアの終電

オークランドまで電車で野球(ナイター)を観に行って来たため、帰りはサンノゼ経由の近道が使えない時間に。 唯一の帰宅方法であるサンフランシスコ経由・Caltrain終電ルートでなんとしてでも部屋に帰る予定だったのですが、深夜のサンフランシスコで電車の乗り換えやらで30分ほど外で待っているのに身の危険を感じたため、 SF国際空港の街・ミルブラエ(Millbrae)までBARTをつかって、小1時間待ってCaltrainの終電をつかまえることに。球場は今日1ドルホットドッグデーで2つほど買ってかぶりついたのはよかったんですが、 それは試合開始1時間以上前に起こっていたことなので、小腹が空いて力が出なくなってしまったので、駅の近くで何か買うことに。 さすが国際空港のある街だけあって、12時過ぎでも駅から5分ほど離れたセーフウェイは開いていました。それに加え、アジア系レストラン数件とすし屋までもが営業中だったことにはびっくり。 ひょっとしたらミルブラエか隣町のサンブルノからSFに通うほうが、場所によってはとんでもなく治安が悪くて自動車保険料がバカみたいに高いSF市内に住むよりも便利だったりして。

【伸るか反るかBOS@OAK】

肘痛から復帰してからはすこぶる調子のよかったハドソンは本格的な復帰だったかどうかが明らかになるこの試合、初回、先頭から3人にフォアボールをあたえた時点で彼の好調さはやっぱりメッキだったことが判明。 開始直後いきなりはまると、続くオーティスはきっちりライト前へ運んだ。この平凡なゴロをライトのバーンズが取り損ねてしまい、2点先制される。 バリテックにもヒットを浴び、ノーアウトで3失点。3アウト取ったときには打者9人に対し計38球投げていました。 今日のハドソンは、2回表を無失点に抑えたものの制球は戻らず、3回表先頭のバリデックがデッドボールで出塁すると、またもヒットとフォアボールからノーアウトで4失点。 3回表が終わった時点でレッドソックスの打順は2巡し、対戦したハドソンは79球を投げ、ここで降板した。

レッドソックスの先発はペドロ・マルティネスでした。ダメダメなハドソンと比べると、彼のピッチングは絵に描いたようにすばらしく見えてしまいました、不本意ながら。 マルティネスは7回を投げきって降板しますが、3四死球と制球に少しだけ何がありましたが、ストレートは走ってました。 オークランド打線をスクートロとバーンズの2ベース2本に抑え、3塁を踏ませませんでしたし。球場の観衆もこれをわかっていたようで、マルティネスが降板するとわかるといきなりスイッチが入ったように応援に力を入れはじめ、 それに刺激されたかのようにオークランド打線も力が入りだしました。7回裏、クロスビーがフォアボールとメルフュースに対する暴投で2塁に進むと、 同じくメルフュースの内野ゴロの間に、この日アスレチックスの走者として初めて3塁に到達するも、スクートロがショートゴロに倒れ、得点には結びつかず。

しかし8回裏、カツセイがライト線へ2ベースを放つと、チャベスに替わって代打に入ったジャーマンがフォアボールを選び、ようやくランナーがたまりだす。 ここでハッテバーグにかわりケルティーがセンターフェンス際に2ベースを打ち、ようやく2点返す。9回裏には2アウトからカツセイとバーンズが連続ヒットで1,2塁とすると、 ジャーマンが放ったセカンドゴロはベルホーンが取ったものの、ベースカバーに入ったショートのミットまでトスが届かずオールセーフ(記録は内野安打)、9回裏2アウトながらも塁が埋まった。 球審のストライクゾーンが左右に狭かったことで、ボストンの中継ぎアダムスが苦しみ、ケルティーは粘りながらも四球を選び押出しで1点返した。ここでボストンベンチが動き、 それまで4の0うち2三振のマクミランに打順が回ったところで、抑えのフォークが登場。球場にいたオークランドファンの誰もが代打を予想したもののマクミランはそのまま打席に立ち、 ファールで粘ってみたりしたものの結局レフトフライに倒れ、8-3でアスレチックスは負け、ボストンなんかにスウェプトされてしまいました。

September 7, 2004

昨日負荷をかけた太股の経過

ここ2,3年の運動不足を解消しがてらトレーニング目的でサイクリング始めてまだ1週間たってないのに昨日サンフランシスコから北(Marin County)へ向う約30キロのサイクリングへ行って案の定筋肉痛になったPESSです皆さんこんばんは。 朝起きて歩いてるだけなら痛みは全くないんですが、ペダルを漕ぎ始めた瞬間、ピキッという痛みではなく、ジーンとじわじわくるような痛みが。ふくらはぎが少し張ってるみたいです。 サイクリングに関するトレーニング理論本を立ち読みしたところ、筋肉痛になっても全くやらないのはNGらしく、何日かは量を減らしながらも少しずつでも動かさなければのびないらしいので、 痛みに耐えるぐらいならいっそのこといきなり挫折してやろうか、などと考え出さないように気をつけなければなりません。しばらくはこちらも2,3年やっていない上半身のトレーニングでもやるべきでしょうか?

【久しぶりにシャークスでも】

シャークスの選手3人を抱えながらワールドカップではイマイチのドイツチームは昨日、決勝トーナメントでヨーロッパ地区首位のフィンランドと対戦し、2-1で負けカップ戦敗退。 それに関連して、先週こんなニュースがシャークス公式サイトから発表されました。 怪我で昨シーズン後半とプレーオフを棒に振ったマルコ・スタームの素早い動きは健在ということをビデオ付き(画像をクリックすると再生されます)で紹介しています。でも動画をよーくみると、 TVゲーム"NHL98"ではこういうプレーからしか得点できなかったのを思い出したということはともかく、 これがたまたま起こったようにしか見えないんですが。たしかに相手のミスにつけ込んで一瞬のうちに上がっていってシュートを決めてしまうというのは難しいことかもしれませんが、 オフィシャルサイト用の大本営発表書いている記者もこれ見てマルコが復活したと信じちゃうファンがいるかもしれないことを考えないと。

【A'sが負け込んでるので手短でいいですか?】

11ヶ月前、ALディビジョンシリーズ第5戦に先発し、アスレチックスを抑えてレッドソックスにシリーズ勝利をもたらしたロウが11ヶ月ぶりにオークランドで先発登板。初回、先頭打者のデーモンはアスレチックスの先発レッドマンの投げた2球目をライトスタンドに運び先制。 2回にはファックスで送られた契約書は無効だついでにパパが戦争始まるから危ないといって中日に来なかった方のチキンケビン・ミラーが2ベースヒットの後、カプラーにレフトスタンドに運ばれさらに2点失う。

オークランドは4回、先頭だったデュラーゾがカウント2-1からさらに9球粘ってピッチャーからすると投げるところがなくなった12球目を左中間を破る2ベースヒット。これにバーンズがレフト前ヒットでつなげ、ノーアウト1,3塁のチャンスを迎える。 しかし次のオークランドでキャッチャーのミラーのあたりはサードに転がりダブルプレー。この間に1点を返すものの、得点はそれだけ。日本に来なかったミラーのソロホームランなどで得点を重ねたレッドソックスが7-1でオークランドを下した。レッドマンは11敗目。 昨日ラミレスが捕ってアウトと判定されたショートバウンドをESPNが少ししか取り扱わなかったあたりから何かがおかしいです。そりゃトレーナーもダイの怪我に関して「直るのは明日かも、1ヶ月かも、1年かかるかもしれない」とかコメントしますよ。(話題から脱線)

ともかくオークランドは連敗しました。西地区2位のアナハイムはトロントを5-2で下したため、ゲーム差が1.5になりました。でも東地区ヤンキースが勝っているおかげでレッドソックスは今日もゲーム差が縮まりませんでした。 対レッドソックススウィープ負けは避けたいところなので、明日は2ドルじゃないけど内野5階席で1ドルホットドッグを頬張りながら野球見てきます。 つまり部屋にたどり着くのが午前2時近くになりますので更新が遅くなりますのでごめんなさい、ということでした。

September 6, 2004

初遠乗り

アメリカ版勤労感謝の日、"Labor Day"の今日、ろくに働いていない自分も皆さんお休みの中働かなければ、と思い自分の体に近年希にみる量の負荷かけてみました。

サンフランシスコのケーブルカー乗場を起点とし、フェリーターミナル前、フィッシャーマンズ・ワーフを通り、ゴールデンゲートブリッジを渡った後、高級住宅街にして観光地のサウサリートを通り過ぎて、 その対岸のTiburonという街まで、26キロほど自転車で走ってきました。同じ道を帰ってくるのはさすがに泣きが入りそうだったので、TiburonからフェリーでSFまで戻ってきましたが。 ベイエリアに来て2年余り、今回がゴールデンゲートブリッジを反対側からみたのが初めてだったのは自分でもびっくりです。 今週末異様に暑かったのでついた頃には汗だくで、500mlのソーダを2分ほどで開けてしまう有様でしたが、景色はとてもきれいでした。 南湾岸ではみれないような、そんな湿地やら海岸やらが広がっていますので、ベイエリアにお住いで日頃運動不足だなと思っている方々はぜひ1度自転車で。レンタサイクル無料の地図もありますよ。

【今日の審判レッドソックスびいきに見えた】

AL西地区首位を走るアスレチックスは、今日からオークランドで東地区万年2位のレッドソックスを迎えて3連戦。 1回裏、1番カツセイはレッドソックスの先発アロヨが投げた2球目、高めのストレートをライトスタンドへ運び1点先制。腰痛持ちで膝を痛めながらも3回には2打席連続でソロHRを放ち、2-0とする。 オークランドの先発ジートは球数が多かったものの、3回までレッドソックス打線を0点に抑えていたが、4回表ラミレスとオーティスに連続でソロホームランを浴び同点にされる。 7回表には先頭のカブレラに2ベースを許すと、後ろにアクセントのある方のミラーにタイムリー2ベースを打たれる。 次のカプラーの勢いが消されたゴロは、チャベスが2塁ランナーを目で抑えながら猛ダッシュで前進し、ハッテバーグに投げアウトにしたものの、ロバーツにタイムリーを打たれ、ここでジートは降板。

後を継いだメシーはベルホーンに対しカウント0-2としたものの3球目、ロバーツが3塁を狙うもののオークランドでキャッチャーやってるミラーが即座に3塁へボールを投げロバーツを刺した。 結局ベルホーンはライト前ヒットを放つものの、ランナーが刺されていたため得点には結びつかなかった。

その裏1アウトからデュラーゾが2ベースを放つ。続くクロスビーも2ベースを放ち、デュラーゾが全力疾走で生還、1点を返す。スウィッシャーはファーストゴロに倒れたものの、 2アウトランナー2塁で7回裏に何とかしてくれることが多いスクートロの代わりにこの前のサヨナラHRぐらいしか何か起こったことがない代打マクロモア。結局サードゴロで1点止まり。

8回裏、先頭のカツセイはティムリンの低めのスライダーをレフトへ流す。ボールはショートバウンドでラミレスのグラブに収まったが、3塁塁審ブライ アン・ナイト(今名前調べました)がアウトと判定。 打ったカツセイとモッカ監督が猛抗議するものの判定は覆らず、観衆は大ブーイングの中、上から4つのボタンがはずれたカツセイは怒り狂ってダグアウトでバ ケツをひっくり返す。次のバーンズのあたりは後一歩でセンターフェンス越えのところ、センターのロバーツがライトのカプラーにぶつかりながらもジャンピン グキャッチ。 しかし球審の判定が遅かったため、ボールが捕られたときにはバーンズはすでに2塁をまわっていたため、バーンズも切れた。こちらは明らかにアウトだった が、ダグアウトに戻ったバーンズはカツセイとムスっとした顔で肩を組んで座っていた。

9回表、先頭のカプラーが内野安打で出塁したところでブラッドフォードに変わりローズが登場。ロバーツがセカンドへの内野安打で1,2塁となると、 ベルホーンはライトフライに倒れるもタッチアップでランナーが進塁し2,3塁となる。 ここで満塁策をとりラミレスを敬遠し、オーティスと勝負することに。しかしオーティスはセンターオーバーの走者一掃2ベースを放ち3失点。次の Mientkiewiczのセンターライナーはショートバウンドになりカツセイがごまかそうとしたが、レッドソックスびいきの審判団はちゃっかりみていた ため、ヒットに。 1,3塁となったところでバリテックがライトへタイムリーを放ち、この回4点を追加したボストンが8-3でオークランドを下す。ジートは今季10敗目、ま た5分に戻った。

幸い西地区2位のエンジェルスは試合がなかったため、ゲーム差は2.5のまま。一方東地区首位のヤンキースはタンパベイを下したため、レッドソックスが他力本願ながらこれだけ頑張ったのにこちらもゲーム差は2.5と変わらず。

【日付大幅に間違えてやんの】

おととい分を過去ログに移動したときに初めて気づきました。昨日分が3日になってたなんて我ながら派手すぎます。 訂正してお詫びしますが、選挙で民意までは問いませんのであしからず。

September 5, 2004

平均速度15MPH

マウンテンビューのダウンタウン・カストロからスタンフォードの城下町、パロアルトのユニバーシティー・アベニューまで自転車で90%ぐらいの力で走った結果です。 今度の自転車はタイヤだけロード用の細い高空気圧タイヤなので、同じ距離を同じスピードで走ったときの疲労感が全然違います。 普段舗装した道路しか走らない人にはマウンテンバイクにスリックタイヤはかせたものよりもロード用のタイヤをはいた自転車の方が断然おすすめできます。 街乗りに必要ないサスペンションが省略されている分だけ軽くて体力のロスも防げますし。たとえばこんなのとかおすすめです。

【今日はリキャップ書きたくないA's@トロント】

チームの勝ち負けにこだわりたくないのですが、今日はあまりにもひどかったので詳細を書きたくないです。 寝坊してしまい、テレビつけたら10-5になってたので、そこで一気に観る気がうせました。一応テレビはつけたままにしておきましたが、ちらっちらっとしか観ていませんので、今日分は端折ります。ごめんなさい。

オークランドの先発ハーデンは、1回裏を無安打に抑えたものの、2回、3回にそれぞれ2失点。4回表、クロスビーが2ランHRを放ち2点差まで追い上げるものの、5回裏1アウトからデルガドを歩かせると、ヒンスキーがレフト前ヒットを放つ。 この間にデガルドが生還し、ランナー1,2塁となったところでハーデンは降板。後を継いだダッチェラーはメンチーノにストレートのフォアボールを与え満塁に。 グロスに対して、初球はスライダーでストライク、2球目は速球をファールにし追い込んだものの、3球目、69マイルのカーブが真ん中低めに入ったのをグロスは見逃さなかった。 ライト方向にあがったフライはライトスタンドへ。満塁HRで4点を失い勝負がついてしまった。この後アスレチックスは6回裏にスウィッシャーのメジャー第1号となる2ランHRなどで3点を返したものの、 13-5で負け、ブルージェイズに対しスウィープならず。ハーデンが6敗目、防御率は4点間近となった。

September 4, 2004

昼夜の気温差が凄すぎます

最高気温が34度で今20度ぐらいです。昼間汗かきまくったのがありえない。

そんな中油の熱さにめげずソースカツ丼作ったはいいけど衣つける前に豚肉に塩コショウするのを忘れたPESSです皆さんいかがお過ごしでしょうか。 実は卵を扱うのが恐くてノーマルカツ丼ではなくソースにしたんですが、塩コショウの代わりにソースを濃いめにしたら喉が渇くよりも辛くて、ソースのたまった丼の底部分は半べそで食べました。 ご飯とカツの間に敷いたキャベツも包丁の扱い方を如実に示す切れ具合でした。少し余ってハウスメイトたちにお裾分けしようかと思ったんですが、 さすがに半円型の切れ端が混じったキャベツを見せるわけにはいかず、結局断念しました。このダメダメな包丁の使い方は遺伝じゃないと思いますが。 母親は普通に細かく速く切れますし、かたや調理しているところを見たことない父親だって普通に魚さばけますし。もしやミナシゴか?

【今日も屋根開いてたスカイドームよりA's@ブルージェイズ戦】

18勝目を目指す先発マルダーは初回、先頭のジョンソンがヒットで出ると1塁へけん制を投げつつもハドソンから三振を奪うが、 ウェルズを歩かせた後にデガルドにセンター前ヒットを打たれ満塁にしてしまう。次のライオスの併殺崩れの間に1点失う。その後ものらりくらりと投げ続けるマルダーは 3回にデガルドに、5回にはウェルズにタイムリー2ベースを浴びさらに2失点。

一方ブルージェイズの先発バティスタは5回までヒット5本を打たれながらもオークランド打線を0点に抑えたが、 6回表2アウトからデュラーゾとバーンズに連続で四球を出すと、ミラーにライトへの2ベースをあび2失点、3-2となる。 しかしのらりくらりとしていた今日のマルダーはその裏、メンチーノのヒットで出塁を許すと、次のウッドワードから三振を奪い1アウトとするも、 キャッシュに2ランHRを浴び、オークランドは再び突き放される。結局マルダーは6回を投げヒット10本を浴びた。

8回表、チャベスが歩いた後ハッテバーグの2ベースでノーアウト2,3塁とすると、デュラーゾは初球を打ってしまう。 これがセカンドゴロとなるが、その間にチャベスがかえり1点を返した。続くバーンズへの3球目はワイルドピッチとなり、5-4と一点差に迫った。

9回表、マクミランがセンターオーバーの2ベースで出塁すると、ずんぐりむっくりしたスウィッシャーがなんと代走で登場した。クロスビーはデッド ボールを食らった。ノーアウト1,2塁と、Sabermetricsで犠牲バントが得点機会を増やす場面に。 オークランドはここで統計に従い、カツセイが初球で犠牲バントを決め、1アウト2,3塁とした。マクロモアに対する2球目、フレイサーが投げた70マイル 台前半のカーブは、キャッチャーがブロックしたにもかかわらず捕られず、ワイルドピッチで同点に追いつく。マクロモアは結局センターへ犠牲フライを放ち、 アスレチックスは勝ち越しに成功。

それでもオークランドの攻撃は止まず、2アウトながらチャベスが四球で出塁すると、ハッテバーグのセンター前ヒットの間に3塁を陥れた。さらにデュ ラーゾがフォアボールを選ぶと、バーンズは低めのストレートを引っ張り、レフトへライナー性の走者一掃2ベースを放つ。最終回の猛攻で勝ち越したオークラ ンドは、その裏もハモンズが抑え9-5で勝利。8,9回を投げたハモンズが4勝目を挙げた。

September 3, 2004

早く起きた朝は

ESPNでアイスホッケーW杯・ドイツ対チェコ戦観てましたが、SJシャークスから3人も出ているのにドイツがひどすぎて、 5-2でチェコが勝っていたところまでしか記憶にないです。結局7-2でチェコが勝ったみたいですけど。 チェコの速攻でいとも簡単に破られてしまうドイツのディフェンスと交代してもダメダメなゴーリーからすると、ヨーロッパ地区4カ国中最下位もうなずけるような。

【テレビ中継がなくラジオも入らなかったA's@ブルージェイズ】

オークランドの先発はハドソン。DL前後の調子が悪かった期間も含めて過去13試合先発登板時にホームランを浴びていなかったが、 2回裏デルガドにソロホームランを浴び記録はあっさり終わってしまった。しかし3回表、ノーアウトからバーンズとケルティーがヒットで出塁すると、 チャベスは四球を選びノーアウト満塁のチャンスを迎える。親指骨折していても痛みに耐えて先発出場したダイは三振に倒れたものの、次のハッテバーグがセンターへ返した。 しかし打球がライナー性で速すぎたため、3塁走者バーンズが見極めてからスタートしたため、1点を返すにとどまったがこれで同点とした。

4回表には、3Aサクラメントから今日昇格したスウィッシャーがレフトへ2ベースを放つと、バーンズもレフトへ2ベースタイムリーを放ち、 スウィッシャーがメジャー初得点。ケルティーもレフトへタイムリーを放ちバーンズが生還、この回2点追加。

5回裏、ハドソンはヒット2本と犠牲フライで3失点、逆転されてしまった。 6回表、先頭のスウィッシャーが歩くとケルティーの7号2ランHRで逆転。9回にミラーとクロスビーのタイムリーで2点追加したアスレチックスが7-4で勝利。 先発ハドソンが6回を投げきり11勝目を、9回に登板したドーテルが32セーブ目を挙げた。

マネーボールに取り上げられたドラフト1巡目のスウィッシャーが今日メジャーデビューを果たし、3打数1安打2四球とマネーボール日本語版の要約で謳われているビリー・ビーンGMの戦略を見事に示しているかの成績でした。 このスウィッシャーですが、昨夜3Aサクラメントで試合終了後監督室に呼ばれた際、監督から 「明日、ひょっとしたらテッド・リリーのような左ピッチャーと対戦してもらうかもしれない」と、メジャー昇格を遠回しに告げられたのですが、本人が理解できてなかったようです。 体型だけでなく、そんな謙虚さもちょっと好印象です。

September 2, 2004

1リットルのコーラを3分足らずで飲み干した日

ルームメイトの香港人君に愛車「快楽ベスパ号II」を売ることになったため、 新しい自転車を求めてスタンフォード周辺の自転車屋を数件見てきました。その間ろくに水分も取らず自転車に乗り続けたのでこのような超人的なことができました。しかしなぜこうも自転車が高いのでしょう。 マウンテンバイクでも、サスペンションがついていない方がフルサスペンションよりも高かったりします。 新品が高いからといってCraig's Listなどで中古を探してみたところ、NBAのボイキンス よりも身長が低い人間には乗りこなせない巨大なフレームばかり。ああっ!(意味もなく憤慨)

【デーゲームだったA's@ホワイトソックス四戦目】

レッドマンと、トレード期限前の駆け込みでホワイトソックスに移籍したコントレラスの両先発で始まったが、 3回表先頭のクロスビーが四球を選ぶと、続くマクミランがライトへ3号2ランを放ち2点先制。そしてスクートロがヒットで出塁すると、カツセイがライトフ ライに倒れた後、コントレラスはランナーを気にし始め制球が乱れたところでバーンズに当ててしまう。 気にしすぎた結果チャベスに対しカウント3-2としたところでワイルドピッチでスクートロが生還。その裏ロワードとウリベに犠牲フライを打たれ2点返され たものの、レッドマンは前回までと違い7回102球を投げ降板するまで踏ん張った。 6回にはミラーの2ベースで1点追加したオークランドは9回裏、ドーテルを投入。コネンコにいきなり2ベースを打たれ、テレビではドーテルが日曜日対デビ ルレイズ戦で2人連続で同じところへ運ばれたホームランのVTRを流して危機感をあおる中、ドーテルは後続をたち、4-2でオークランドが逃げ切った。 今日は調子が良かったレッドマンは今季10勝目と星を5分に戻した。なお、2位アナハイムはレッドソックスに負けたため、首位アスレチックスとのゲーム差 は4に広がった。

最近の先発陣を見ていると、良くなってるか悪くなってるのかわかりません。でもとりあえずジートにはもっとしっかりしてもらわないと。

【新球場はいずこ?】

SFクロニコルは、老朽化が進んでいるアスレチックスの本拠地、ネットワークアソシエーツコロシアム(以下Net)に変わる 新球場の建設予定地は、現在の球場の北側・駐車場にすることを球団が非公式ながら決定したと報じました。球団関係者によると、アスレチックスは$400M余りになると見られる建設費のうち、 その4分の1を負担した上で、つぶれる駐車スペースを補完するために現球場南側の駐車場に立体駐車場を建設することを明かしています。

非公式ですが、球団関係者がオークランド市内に専用球場を建設することを漏らしたためサンノゼ移転はなくなったようですが、 アスレチックスのこの決定はなにか重要な事が落ちているようにしか思えません。ファンが作ったサイトにあった球場計画案比較によると、 地権者が複数で用地取得が困難なダウンタウンに建設した方が球団が示した駐車場への建設より安く済むんです。 加えて、この新球場建設で球団は入場者数増加にともなう収入の増加も見込んでいるんですが、今までそれに成功した球団のケースを見る限り、 球場の立地が大きな部分を占めているように思えてなりません。近所の例だと、 サンフランシスコもサンディエゴも戦力補強して強くなったということより、球場をダウンタウンへ移転したことで郊外にあった時よりも立ち寄りやすくなったことで人が集まるようになったと思います。 サンフランシスコの場合、少なくとも球場から数ブロックの街並みは以前とは見違えるほどきれいに整備され、周辺のマンションは大人気ですし。

このような例を見ていると、アスレチックス側はこれまでの成功例を数行すっ飛ばして読んで強引にこの結論を持ってきたとしか思えないんですが。 駐車場が立体になったところで、駐車場でBBQなどしながら盛り上がるテールゲートもできなくなってしまいますし。 一方ダウンタウンでの候補地は、快速バスが走っているSan Pablo Ave.と24時間バスが走るTelegraph Ave.に挟まれた三角地帯で、19th St. BARTの駅まで1区画という立地のよさで、駐車場がない以外には交通対策取らなくてもいいところなのですが。とりあえず球場移転問題は、オークランド市 内に残すことを前提に再考の余地がおおありです。

September 1, 2004

DSL接続が定期的に落ちるデジタルデバイドと戦闘中

防災訓練など思いもつかなかったのに、いろいろ細々したことをしていたらテレビにはすでにLast Callこの人が。今日は珍しく帽子付きだったんですが、その帽子が似合わないこと似合わないこと。 彼は全身黒で黒の野球帽で、サングラス忘れた銀行押し入った後に収録したように見えてしまいました。

【A's対ホワイトソックス二戦目@シカゴ】

今日ボストン・レッドソックスがアナハイムを叩いているのを確認した後、チャンネルを変えました。

先頭打者カツセイはファール7球とボールの後、センター前にヒットを放ち試合が始まる。マクロモアとハッテバーグがそれぞれヒットで出塁した後、デュラーゾが四球を選び満塁。 シカゴの先発がグリリ投げた3球目は内角に入りすぎてしまいバーンズの肘にあたり、オークランドはラッキーな押し出しで1点先制した。2回表には2アウトカツセイが四球のあとマクロモアがセンターオーバーの2ベースを放ち、カツセイ帰還する。 続くチャベスの打球はライト前へ。マクロモアが2塁から帰ってくるのは難しいと判断したか、チャベスは1、2塁間で挟まれた。ライトからの返球はいいタイミングでキャッチャーに返ってきたものの、 このプレーのおかげでマクロモアはタッチを免れさらに1点加えた。

3点をもらったアスレチックスの先発ジートは、直球が高めに浮いていたものの、カーブのコントロールは前回に比べると良かったためか、4回までホワイトソックス打線を0点に抑える。

4-1でオークランドリードの7回裏、ジートは1アウトからウリベを四球で歩かせた後バークを内野フライに打ち取ったものの、Credeにタイム リーを打たれ降板。後を継いだブラッドフォードもロワードにタイムリーを浴びる。さらにMecirがアロマーにタイムリーを打たれこの回計4失点。ラン ナーを残して降板したジートに自責点4がついた。

ダッチェラーは8回を0点に抑えたものの、9回1アウトから代打グロードにサヨナラタイムリーを浴び、結局5-4でアスレチックスが負けた。 復活したように見えたのに打たれてしまったジートには勝ち負けがつかず、ダッチェラーに5敗目。 9回表、ランナー2人背負いながらも無失点で切り抜けた高津が6勝目を挙げた。

ホワイトソックスのライト、ボチャードは序盤にダイビングキャッチを決めた後、ランナーを1塁に置いた状況では飛び込めばとれた打球をヒットにし、 状況に即したプレーをしているとFoxの解説者にほめられた直後、ダイブして2度失敗してました。

【今日から9月】

痛みに耐えてよくがんばったダイの親指が、昨日ついに骨折したとSFクロニコルが報じた。 普通の人間なら回復に3週間、そのあとのリハビリに3週間かかる怪我の中プレーし続けたダイに対し、モッカ監督は休み多めに与えながらも、様子をみて起用していく考え。 なおダイの代役はケルティー、マクミラン、マクロモアと、今日からのロースター枠拡大にあわせて昇格するであろうスウィッシャーの予定。ちゃんと休んでプレーオフで戻ってきてくれるのだったらなんでもいいです、別に感動させなくても。

エステバン・ジャーマンが3Aサクラメントから昇格。彼に加えて、ダン・ジョンソンとマイク・ローズもパシフィックリーグオールスターが終わった後に昇格予定。