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September 18, 2004

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい

今日の朝2時半過ぎにサンタバーバラから帰ってきたPESSです今晩は。

帰り・LA発シアトル行のアムトラックの長距離列車「コースト・スターライト」はLAを定刻に出発していたんですが、 わずか100マイルほどしか離れていないサンタバーバラに約1時間遅れて到着し、サンノゼで降りたときには結局1時間38分遅れていたという、 まあなんというアメリカンな汽車旅でした。

東海岸のボストン~NY~ワシントンD.C.以外では2時間ぐらいの遅れは当たり前で、所要時間も車の2倍以上かかる長距離列車ですが、 学割が効く料金はそこそこで、長距離バス・グレイハウンドと違い移動中ずーっと同じ席に座っていることなく、食堂車やカフェ、 展望ラウンジなどをうろうろできて列車から降りることなくいろんな人としゃべることができるので、飛行機で2時間ほどの距離ならバスや飛行機ではなくアムトラックを使うようになりました。 特に西海岸を縦断する「コースト・スターライト」は海岸沿いでは高速道路101号線よりも海側を走り、山の中では低速でジグザクを描きながら坂を上り下りするので、 車窓から眺める景色は全米を走る列車の中でも特にすばらしいものだといわれています。

訳あって汽車賃を除くと3日で30ドル以下という超低予算な旅でしたが、サンタバーバラは「魔女の宅急便」に出てきそう、という前評判通りきれいなところでした。 そんな旅の様子はほとんど写真に納めました。今日現像したので、文章ができ次第お目にかかれるかと思いますです。

2時間ほど遅れてサンノゼに着いた後、数日前にドイツから戻ってきた元クラスメートからお誘いの電話を受け、 着替えや電車内での暇つぶしグッズを満載したデイバッグを背負ったまま行ったバーで3人ほど知人と会ったので、帰りが遅くなり更新できなくてごめんなさいごめんなさい。

【ストライキは2つ進行中】

サンタバーバラの元ハウスメイトの家ではチャンネル規制がかかっていてスポーツ系チャンネルが映らず、 3日間でスポーツの話題に触れたのは、帰りの汽車で会った食堂車でのディナーのキャンセル待ちをしていたドジャーズ兼レッドソックスファンと携帯電話から確認したパドレス@SFのスコアだけだったので、 話題についていけず危うく浦島太郎になるところでしたが、そんなことはともかく。

日本のプロ野球が史上初のストライキ決行を決めた今週、NHLの労使交渉は15日の交渉期限までに新サラリーキャップを含めた労使協定の合意に至らず、 事前の予告通り、選手会側は無期限のストライキに、またチーム側は施設のロックアウトを行った。今回のストライキ中選手側は、前回スト時には行った練習等は行わず、キャンプはキャンセルに。 またシーズン前のエキシビジョンと開幕後数試合の中止も併せて決定された(参考までに、シャークスはエキシビジョン全試合と10月2日の対アナハイム戦と6日の対LAキングス戦が中止決定)。 ストライキ中、一部のヨーロッパ出身選手は、母国プロリーグでのプレーを視野に入れている模様。

話変わって日本のプロ野球ですが、正直どうでも良くなってきました。あくまで新規参入による2リーグ・12球団維持を訴えてのストライキは賛成ですが、土日だけとかやり方がアマアマでもう見てられません。 現在セリーグ首位の中日ドラゴンズ選手会の「ストもいいがやったら俺らの優勝はどうなる」発言から土日だけという形になりましたが、一部チームの経営陣からのシーズン無効の訴えを機構が認めてしまうかもしれないリスクを考えると、 どうせやるなら無期限でやるべきだったかもしれません。そうすればみんなが痛い目に遭って本当に改革できるかもしれないのに。 子供の夢を奪うな、という意見も多々聞きますが、ここは一層のこと子供たちには大人の世界を覗く社会勉強だと思ってみるというのも悪くないかもしれないな、と今冗談半分で思いました。

それにしても、ストに対する中日選手会の見解といい、ここのBlogを代表する、アスレチックス過激派ファンに匹敵しそうな一部の中日ファンの言動にはこりごりです。 なんというか、はっきり言って自己中心的なのもいいところ、いい加減にして欲しい。この顛末を見ていてこんな人達とプロ野球・ドラゴンズファンをやるのはもううんざり。 このストライキをきっかけに、中日ドラゴンズファンを卒業したいと思います。今後はアメリカのプロスポーツを観ながらたまーに韓国野球でも、というのはだめですかこういうの?

日本人が全員イチローファンと思ったら大間違い A's対マリナーズ@シアトル】

去年のエキシビジョン、マリナーズ@SFジャイアンツの時、キャメロンは喜んでくれたサインをイチローと佐々木からはもらえなかったどころか声をかけても無視だった、という一緒に球場で観戦した友人達の一件以来こうなりました。

オークランドの先発だったハドソンは、8回を投げ8被安打3失点したものの最初の3回をエドガー・マルティネスのヒット1本に抑えるなど、本人曰くベストではなかったものの順調に復調している様子。 その健闘に答えるべく、打撃陣も、スクートロが5回表の2点タイムリー2ベースを含め3打点、チャベスは29号ソロを放ち、追っていない間に復帰したダイも9回にダメ押しのタイムリーを打つなど、久しぶりにテレビで観ていても楽しい試合だった。 9回はドーテルが2アウト1,2塁のピンチを迎えたものの、クロスビーの好判断に助けられ1失点に抑えた。結局7-4でオークランドの勝ち。ハドソンが12勝目。