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September 11, 2004

はや一ヶ月経過

Web上で日記始めてから一ヶ月目の今日、めでたく風邪を引きながらも徹夜しました。

昨日、てっきりしゃべりすぎて喉がびっくりした結果痛くなったと思いこんでいましたが、NBCでLast Callを見てさあ寝るか、 とベッドで横になった時に心臓が速く動いているのに気づきました。そこで風邪薬を飲んで寝ようかと思ったんですが、 昨日友達とコーヒーを飲み始めたのが夜10時近かったので、カフェインの影響まっただ中で寝れるはずもありませんでした。 少し待ってカフェインが切れるのと同じぐらいに眠気がくるように目を酷使してみたりしたのですが、普段最高血圧が80前後という体質で脈が速いと気になって寝られないことを思い出し、 2時間ほど布団にくるまってのたうち回った挙げ句起きてしまいました。昨日のやつの答えなんですが、生物的にはこんなの明らかにNGかと。

あ、アストロズのクレイグ・ビジオの顔が一瞬だけでもアスレチックスのティム・ハドソンに見えてしまうようなある種危険な状態で書いていますので。

【熱と粘度高めの鼻水に冒されながらも郵政事業民営化論について】

方向音痴のライオン型ネコこと小泉純一郎は、昔から主張していた郵政三事業民営化に向けて脇目もふらず耳栓をして突っ走っていますが、 何がそうさせるのか、海の向こうからニュース追っかけてるだけなのでさっぱりわかりません。それをいいことに今からゴーマンかましますが、郵政三事業のうち小包を含めた郵便事業を民営化するのは無謀ではないでしょうか。 日本に郵便制度ができて150年ぐらいですか。前島密によってもたらされて以来それぐらいになると思うんですが、宅配便など類似したものもある現在でも、郵便のない生活って考えられないですよ。

大袈裟にいってしまえば、郵便は社会インフラの一部だと思うんです。社会インフラを民間に任せて果たしていい仕事するかどうか、とても疑問です。ましてや郵政公社は未だに帳簿が真っ赤なはずですし。 帳簿の赤い部分帳消ししてもらった状態で始まったJRだって、バス鉄道を問わず民営化された途端そこら中で路線を廃止していますし。 郵便事業を民営化した途端、それに似たようなことが起こりそうでなりません。たとえば、松山千春の実家周辺では郵便局まで歩いて1日かかるようになるぐらい統廃合されるとか。

郵便事業だけでなく、日本って社会インフラに関する考え方がかなり特殊だと最近激しく考えるようになりました。 たとえば公共交通機関。日本では私鉄最大手が1兆も赤字出しながらも未だに民間でなんとかなってますが、日の出づる国では限りなく公共財に近い民間資本で、 以前は我が世の春を謳歌できた私鉄各社は将来的に労働人口が減った時に果たして持つのかどうか、持たなくなったときに廃止申請されてから始めて存続運動し始めても遅いと思いますよ。 私鉄各社はこれまでテーマパークや宅地造成など沿線開発をしながら何とかやってきた、いわば不動産屋であって鉄道事業単体では将来的に帳簿が真っ赤になることは、 建設コストが違いすぎて単純比較できませんが、政令指定都市の交通局を見ればわかります。公共交通事業は、垂れ流した赤字を行政に補填しながらでないと回らない、 とてもじゃないけど民間だけじゃできないものです。それを未だに「鉄道は金儲けの道具」としかみていない行政は、 アメリカで40年ほど前にあったように、日本でも将来名古屋の大手私鉄・名鉄がトヨタ自動車に買収されて、リストラという名目の元に鉄道事業から撤退する、といったようなことで痛い目みますよ、きっと。

寝不足病人による殴り書きでオチがないですが、とりあえず最近どうもおかしいな、と思っていましたのでこんなところで。また書くかもしれません。

【あれから3年たった9-11のインディアンズ@A's】

9-11と乳ガン基金デーが重なり、試合前のセレモニーは始球式なしでバグバイプ演奏の中チャベスがマウンドのプレートにボールを置くという厳かなものだった。

アスレチックスの先発は今季10勝目をねらうハーデン。初回、先頭打者のクリスプにセンター前ヒットを許すと、ビスケルから三振を奪った後、3番 ロートンが打席に入った。ここでクリスプは果敢にもハーデンが投球体制に入る前にちょこんと2塁側に飛んだ上で盗塁を試み、スタートを切る。 ハーデンのボールを受けたキャッチャーのミラーは、すぐさまクリスプを刺そうとしたが、タイミングは良かったものの投球が低すぎたため、ベースカバーに 入ったクロスビーは後ろにそらしてしまった。その間にクリスプは3塁を陥れ、オークランドの内野陣はいわゆる前進バックホーム体制をひくことに。 バッターのロートンはハーデンのスライダーをひっかけたもののセカンドベースのかなり前にいたスクートロを越え、タイムリーに。インディアンズに先制され る。

その後ハーデンは速球があまり走ってなかったものの、緩急ついたピッチングでインディアンズ打線を抑えるが、一方アスレチックス打線は、帽子をナナメにかぶるインディアンズの先発C.C.サマンサのスライダーに手を出し続け、序盤から苦しんだ。 特にバーンズとデュラーゾ。3回裏、スウィッシャーはカウント2-2からファールで粘り、最終的に四球で出塁すると、続くカツセイもカウント3-2から出てしまったバットを止めるため、身を前に乗り出して三塁塁審の目を欺きフォアボールで1,2塁のチャンスを作るも、 バーンズが初球に手を出してしまい、結果キャッチャーへのポップフライに。スランプを抜けたいのはスイングから伝わってくるが、その前にボールぐらいは見極めて欲しいところ。

試合が動いたのは7回表、インディアンズ打線をその1点に抑えていたハーデンは、この回先頭のロートンにライト前へはじき返されると、マルティネス にもライト前ヒットを打たれ、ノーアウトで1,2塁に。次のハフナーに対する2球目、ハモンドのストレートは真ん中・腰の高さにいってしまい、 ライト・外野席スタンドへ運ばれ3点追加されたところでハーデンは降板。Mecirはバーンズがビジターブルペンまでダッシュしてとったファールフライに 助けられ、2アウトでゲルートを迎えたところでリンコンが登場。 リンコンもゲルートをキャッチャーフライに打ち取った。

その裏、先頭のスウィッシャーがヒットで塁に出ると、スクートロもレフト前へ運び1,2塁にする。カツセイアウトのあと、バーンズがようやくボールを見極めてフォアボールを選び1アウト満塁。 チャベスは内野ゴロに倒れたものの、この間にスウィッシャーが還り1点を返した。そしてハッテバーグはライトへ走者一掃の2ベースを打ち、1チャンスで1点差まで詰め寄った。 ここでサバンサは帽子が斜めなまま降板。継いだベンタコートはミラーに初球を振らせ、サードフライに打ち取る。

8回裏、この回からマウンドに上がったホーリーのど真ん中に入った直球をクロスビーは見逃さずにレフトスタンドへ運ぶと、なんと続くスウィッシャーも空振りの後、カウント2-2から高めに入ったボールを一降り、ライトスタンドへ。オークランド、逆転に成功する。 9回はドーテルが抑えたため、スウィッシャーのホームランが決定打となった。5-4でオークランドが勝ち、連敗脱出。リンコンが今季初勝利。

なお試合後、スウィッシャーはFox Sports Netとのインタビュー中、カメラが回っている最中にパイを顔面に浴びました。ここに写真があるんですけど、 風邪ひきで頭が熱にやられている人間の目には、パイを受けたスウィッシャーが石原良純に見えてしまうんですが。