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September 8, 2004

カリフォルニアの終電

オークランドまで電車で野球(ナイター)を観に行って来たため、帰りはサンノゼ経由の近道が使えない時間に。 唯一の帰宅方法であるサンフランシスコ経由・Caltrain終電ルートでなんとしてでも部屋に帰る予定だったのですが、深夜のサンフランシスコで電車の乗り換えやらで30分ほど外で待っているのに身の危険を感じたため、 SF国際空港の街・ミルブラエ(Millbrae)までBARTをつかって、小1時間待ってCaltrainの終電をつかまえることに。球場は今日1ドルホットドッグデーで2つほど買ってかぶりついたのはよかったんですが、 それは試合開始1時間以上前に起こっていたことなので、小腹が空いて力が出なくなってしまったので、駅の近くで何か買うことに。 さすが国際空港のある街だけあって、12時過ぎでも駅から5分ほど離れたセーフウェイは開いていました。それに加え、アジア系レストラン数件とすし屋までもが営業中だったことにはびっくり。 ひょっとしたらミルブラエか隣町のサンブルノからSFに通うほうが、場所によってはとんでもなく治安が悪くて自動車保険料がバカみたいに高いSF市内に住むよりも便利だったりして。

【伸るか反るかBOS@OAK】

肘痛から復帰してからはすこぶる調子のよかったハドソンは本格的な復帰だったかどうかが明らかになるこの試合、初回、先頭から3人にフォアボールをあたえた時点で彼の好調さはやっぱりメッキだったことが判明。 開始直後いきなりはまると、続くオーティスはきっちりライト前へ運んだ。この平凡なゴロをライトのバーンズが取り損ねてしまい、2点先制される。 バリテックにもヒットを浴び、ノーアウトで3失点。3アウト取ったときには打者9人に対し計38球投げていました。 今日のハドソンは、2回表を無失点に抑えたものの制球は戻らず、3回表先頭のバリデックがデッドボールで出塁すると、またもヒットとフォアボールからノーアウトで4失点。 3回表が終わった時点でレッドソックスの打順は2巡し、対戦したハドソンは79球を投げ、ここで降板した。

レッドソックスの先発はペドロ・マルティネスでした。ダメダメなハドソンと比べると、彼のピッチングは絵に描いたようにすばらしく見えてしまいました、不本意ながら。 マルティネスは7回を投げきって降板しますが、3四死球と制球に少しだけ何がありましたが、ストレートは走ってました。 オークランド打線をスクートロとバーンズの2ベース2本に抑え、3塁を踏ませませんでしたし。球場の観衆もこれをわかっていたようで、マルティネスが降板するとわかるといきなりスイッチが入ったように応援に力を入れはじめ、 それに刺激されたかのようにオークランド打線も力が入りだしました。7回裏、クロスビーがフォアボールとメルフュースに対する暴投で2塁に進むと、 同じくメルフュースの内野ゴロの間に、この日アスレチックスの走者として初めて3塁に到達するも、スクートロがショートゴロに倒れ、得点には結びつかず。

しかし8回裏、カツセイがライト線へ2ベースを放つと、チャベスに替わって代打に入ったジャーマンがフォアボールを選び、ようやくランナーがたまりだす。 ここでハッテバーグにかわりケルティーがセンターフェンス際に2ベースを打ち、ようやく2点返す。9回裏には2アウトからカツセイとバーンズが連続ヒットで1,2塁とすると、 ジャーマンが放ったセカンドゴロはベルホーンが取ったものの、ベースカバーに入ったショートのミットまでトスが届かずオールセーフ(記録は内野安打)、9回裏2アウトながらも塁が埋まった。 球審のストライクゾーンが左右に狭かったことで、ボストンの中継ぎアダムスが苦しみ、ケルティーは粘りながらも四球を選び押出しで1点返した。ここでボストンベンチが動き、 それまで4の0うち2三振のマクミランに打順が回ったところで、抑えのフォークが登場。球場にいたオークランドファンの誰もが代打を予想したもののマクミランはそのまま打席に立ち、 ファールで粘ってみたりしたものの結局レフトフライに倒れ、8-3でアスレチックスは負け、ボストンなんかにスウェプトされてしまいました。