October 07, 2006

移転してブログにしてみました。

お久しぶりです。

多忙だったりモノグサだったりして一年以上ご無沙汰でしたが、このたび重い腰を上げブログにすることに勝手に決めました。

これからはここでやっていきますのでどうぞよろしう↓。

匹士弐千日本語版(仮)
http://pess2k.blog.shinobi.jp/

August 02, 2005

さぼってるっていわれても仕方ないなこれは

過去1週間ベッドになってないソファーベッドで寝ていても何ともなかったバカ犬PESSですこんばんは。頭と足の位置が水平じゃないベッドより肩が水平じゃないベッドの方が

 引越しが尾を引いていたりでばたばたしています。野球もリキャップ読むのが精一杯の状態なので、申し訳ありませんが先週土曜日からさかのぼって1週間ほどお休みをいただきたく。私的な理由なので、ちょっと後ろめたいところもありますが、かといって何もしないと前回と全く一緒になってしまいますので、勇気を振り絞って決断した次第です。

その間まったく野球から遠ざかるということはしませんのでご心配なく。
それでは、今週末に。

Let's go Oak-land!

July 29, 2005

I have no idea what the hell "電池切れ症候群" is...

昨日夜遅くからIMに励んだ結果更新する時間はおろか睡眠時間まで削られてしまいボーッとしながらも2日分一度に更新するという夏休みの宿題を8月31日までやらなかった小学生のような暴挙に出たPESSです今晩は。

 アクセス解析の結果、ここ数日何故か「電池切れ症候群」というキーワードで検索エンジンからここへお越しになられるイチゲンさん達がこぞってここのページをご覧になるため、カウンタの数字がインフレ気味なのがちょっと気になったりします。

そんな検索エンジン経由でお越しの方々に単純な質問なんですが、ここ書いてる人間は、太平洋の約5000マイル彼方で「電池切れ症候群」がなぜ今日本でトレンドなのか頭を抱えています。そしてその症候群とは、当サイトで1年ほど前に取り上げたものなのでしょうか?

 それが気になっても睡眠不足のため夜にぐっすり眠れそうですが、この素朴な疑問に答えていただければ幸いです。

July 28, 2005

小さい新球場で大きく

ちょっと話題に乗り遅れた感がありますが、先日サンフランシスコ・クロニコルにこんな記事が↓。

"A's will go small to sell big - A new 35,000-seat ballpark may boost season tickets" (Tom FitzGerald)

これによると、オーナーグループの筆頭格ルイス・ウルフは、席の希少価値を高めシーズン券収入を増やすために、新球場の収容人員をSBCパークや、それよりも小さいフェンウェイ・パーク並みの35,000人程度で計画することを明らかにしたようです。今シーズンの一試合平均の入場者数が約24,000人に対して、マガフィー・コロシアムの収容人数が43,662人と明らかに多いので、ファンが常に当日券があると分かっているために、シーズン券が売れなくて収入が伸びていないそうです。

 いくら人気球団の対岸に本拠地を置くチームでも、水曜日、内野5階席2ドルデー Presented by BART でも球場はおろか叩かれた5階席も満席になることはまれ、という状況ですので、球団が新たに設定した計画収容人員は妥当な線ではないでしょうか。

 観客席が小規模になることに加え、球団側は野球専用球場にふさわしい、ファールゾーンの狭いフィールドにすることも明らかにしていますので、現在難航している建設資金確保や、予定地選定も楽になるように思います。フィールドも観客席もこぢんまりしたものになるということは、必要用地面積も小さくなるはずですので、ここで取り上げられている数々の試案の一つ、オークランドのダウンタウン北寄りに建設する ”Uptown Urban Plan” のデメリットが無くなります。必要予算も小さく、BARTの19th St.駅からわずか1ブロックしかなくフリーウェイもすぐ近くを走っていますので交通の便は抜群ですし、新球場効果でダウンタウンの治安も少しはよくなるかもしれません。

 ほぼすべてを民間資金でまかなったSBCパークの建設・運営が表面上は成功していることから、オークランド市が建設資金提供に否定的ですが、A'sのオーナーグループにはGap創立者の息子で大富豪のドナルド・フィッシャーがいますので、その財布を頼りにそろそろ本格的に新本拠地建設を始めていただきたいところです。

July 27, 2005

低予算で野球を観ながら健康的な小麦色に

やることてんこもりの中、気がついたら何故かオークランドに居ました。

・・・というわけで、今朝U-Haulのトラックをフリーウェイで転がしながら、101とI-280のジャンクションで、必要に迫られたので4車線一気に車線変更しつつ、無事に返却。道行く人々の雰囲気からして治安がイマイチな場所で足が無くなってしまったため、どうにかするためバス停で待っていたところ、一番最初に来たバスがダウンタウン行きの快速バスだったため、帰宅して荷物片付けるはずだった予定が突然変更、海を渡って球場でアスレチックス戦を観てきました。

 水曜日12時半開始の試合に誰が来るのか不思議で仕方なかったんですが、コロシアムには自分の他にもウィークデーの日中に野球観戦する暇人が4万330人いて、いつもなら窓口に5人並んでいるとイライラする当日券売り場には長蛇の列。球場に着いたのが試合開始直前だったので、水曜恒例・内野5階席の2ドル券が何と売切れ。開いていたのは18ドルの外野3階席のみでした。

 今日こんなに混んでいたのは、おそらくその出血サービスチケットでも、1ドルホットドッグでもなく、年に一度のこのイベントのため。スタンドで直射日光に焼かれ、少々ヘタレ気味で見つけた先ほどのリンク先の記事で気になったのは、ハーデンの笑顔がオフィシャルプロフィール用の写真と全く一緒であること。

もしや営業笑いか?

インディアンズ@A's 第三戦

ほぼ満員状態で、券を買うのにもホットドッグを買うのにも並ばなければ行けなかったため、普段ならすべて試合が始まるまでにできたところ、球場内に入ったのが1回表終了時、それにホットドッグを買って自分の席に着いた時には2-1でインディアンズが逆転した後でした。

 その間に起こったことは・・・

  • 1回裏、1番ケンドールの2ベースヒットでA'sの攻撃が始まると、2番スイッシャーも2ベースヒットを放ち、この間にケンドールがホームを踏んでA'sが先制点を得るも、その後クロスビー、チャベス、ハッテバーグが凡退。1-0でA's。

  • インディアンズは直後、ベリアードがノーアウトからヒットで出塁すると、ブーンがレフトへ2ランホームランを放ち逆転。さらにブルサードとシズモアがヒットで出塁。1死1,3塁でクリスプの打席の際、インディアンズはダブルスチールを敢行。しかしハレンが1塁に投げたため、シズモアは1,2塁間で挟まれた。ここでブルサードが3塁を飛び出し本塁へ。これに気づいたクロスビーが本塁へ送球し、ブルサードは本塁タッチアウト。その後打席のクリスプも空振り三振に。2-1でインディアンズ。


 つまり席に着いた時には負けてた訳ですが。

 逆転されたA'sは、その後インディアンズの先発エラートンに抑えられるが、逆にA'sの先発ハレンの調子がイマイチで、ほぼ毎回ランナーを出す投球。しかし5回表、シズモアとクリスプに連続でヒットを浴びると、1アウトからビクター・マルティネスにライト前へ運ばれ1失点。結局6回表1アウトで、ハレンはランナーを1,2塁に残し降板。後を継いだケネディーは、シズモアにあっさりとライト前ヒットを打たれ、ブーンが得点、点差が開いた。

 その裏、2アウトからケルティーが、ライトへ低い弾道の7号ソロホームランを打ち1点返す。そして8回裏、エラートンに代わりピッチャー、アーサー・ローズを告げるアナウンス。A's在籍時に抑えとして期待されたが、それに見合った活躍ができず、またドーテルが抑えとしてシーズン中に移籍してくると今度は自身の起用法について不満をぶちまけ、おまけに最近のインタビューではモッカ監督にFワードをお見舞いしてやりたい、と大人げない発言をしたローズは、球場中から大ブーイングで登場。しかし本人は、この回先頭のクロスビーにこそストレートのフォアボールを与えたが、その後を3人で切り抜け反撃を許さなかった。

 ストリートは9回表を三者凡退で片付けた。インディアンズも過去11セーブ機会をミス無く投げ終えた、好調な抑えウィックマンを投入。ウィックマンに対し、A's打線はケルティー、ジョンソン、ペイトンが連続で左右にヒットを打ち、これで1点差に詰め寄る。なおもノーアウト1,2塁でスクートロがバント。ボールは前に転がったものの、バントを見るやものすごい勢いで前進してきたインディアンズの内野陣は3塁へ送球、ジョンソンの代走だったエリスが3塁でアウトになり、送りバントは結果的に失敗に。

 続くケンドールのタイムリーヒットで、ペイトンが2塁から生還し同点に追いつかれたインディアンズバッテリーは、スイッシャーを歩かせ、最近不調のクロスビーの併殺を狙い、アウトは2つ取れなかったものの、クロスビーはショートゴロに倒れ、その後のチャベスもフルカウントから変化球を振り三振、試合は延長戦に。

 10回裏からマウンドに上がったリスクに対し、ハッテバーグとケルティーが内野ゴロに倒れ、あっという間に2アウトランナー無しに。しかしここでエリスがライト前ヒットで塁に出ると、ペイトンがファールで粘った末に2ベースヒットでつなぐ。

 エリスを3塁においてここまで4の0だったスクートロが打席に。リスクが放った4球目をレフトへ打ち返し、エリスが悠々とホームを踏み試合終了。5-4でアスレチックスが勝利、このシリーズを勝ち越した。10回まで投げたストリートが4勝目を挙げた。

 最後の一打で一躍今日のヒーローになったスクートロは、チームメイトたちに自ら飛び込んだものの、ケルティーやスイッシャー、クロスビーにブラントンから荒く歓迎され、歓喜の輪から身をよじって脱出した。試合後、ケルティーの「(スクートロは)明日トレーニングルームで過ごすことになった」というジョークに、「彼は明日休まないとダメだ」と、ロッカーが隣のスイッシャーが加える、という彼ららしいコメントがとれたみたいですが、スタンドからそれを観ていた一ファンにはかなりブラックに聞こえました。

July 26, 2005

引越しー!引越しー!

I-280をU-Haulの10フィート・レンタトラックで65マイルで疾走しながらもこれがフリーウェイ上では55マイル制限のトラックとみなされるのか普通車なのか不安で仕方なかったPESSですこんばんは。走行中にスポーツカーを追い抜いたりしましたが、営業中のCHPパトカーに遭わなかったので結局どっちかは分かりませんでした。通報とかしないけどそっち方面に詳しい、Mr. RoadshowことSJマーキュリーニュースのGary Richards記者のような方、もしくはGaryさんご本人でも結構ですのでご教授いただければ幸いです。

 昨日はA's戦をテレビで見ながら片付けや荷造りなどしていたので、更新できませんでしたごめんなさい。こんな時に限ってA'sが大量リードで勝ったり藪が投げていたりで、2日分いっぺんに書くのが難しくなってしまいましたが。

 ということで、いろんな人にお世話になったり手間をかけてしまったりしながらも今日夜正式にサンフランシスコへ引っ越して来ました。新しい部屋はゴールデンゲートパークの近所で、よく行っていたダウンタウンからは少し離れているんですが、全く知らない土地という訳ではないので、特別新鮮な気持ちはいまのところ湧いてきていません。

 今回の引越しは、新しい土地に対する新鮮な気持ちよりも、3年強住んでいたマウンテンビューと、延べ約2年住んだ部屋への思いが強まった感があります。周りの人たちは、マウンテンビューに関して皆口を揃えて「つまらない。車が無いと不便だし。」と言っていましたが、長く居たせいか行く店がほぼ行きつけ状態になってしまった、この期に及んで車すら持っていないという自転車生活の日本人留学生でもとても楽しい街でした。あの街、特にダウンタウンのカストロストリートは、飲食店比率が異様に高かったんですが、日本ではもはや希少な皆が集まる駅前の商店街の雰囲気が残っているような気がしました。ちゃんと人は歩いていますし、チェーン店がほぼ無いので、それぞれの店の個性が強烈に出ていて、それはそれは退屈にはならない街でした。

 今日、マウンテンビューから荷物を動かす際も、トラックでいつものDana Street Roasting Companyでラテを買う際、「もう毎日は来なくなるのか・・・コーヒー豆を買って行けよ」と言ってくれた、性別不詳の店員さんや、トラックを縦列駐車する際に見極めしてくれたもう一人の店員さんにも、こっちは両方とも名前は知らないけどちゃんといつもテーブルに座って写真撮ってる日本人と認識されてたようで、もう感謝感激。これからもたぶん週一度かそれ以上のペースで通おうとしていたのが毎日通っちゃうぐらいの勢いに変わりそうです。

インディアンズ@オークランド 25日と26日のダイジェスト

2日分書いて日付だけそれぞれ書いたようにできるんですが、それでは夏休みの宿題をためにためて8月31日に破綻した小学生とやってることがほぼ同じになってしまいますので、ここはもっとアレなやり方で2日分まとめてどうぞ。

【25日@PT: CLE 4-13 A's】

A'sは2回、この回先頭のチャベスが、ベイエリア・バレホ出身のインディアンズ先発C.C.サバシアから16号ソロホームランを放ち先制すると、ケルティーが倒れた後ペイトンが四球、ハッテバーグがヒットで出塁。スイッシャーが凡退し2アウト1,2塁から9番指名打者ジョンソンとケンドールが連続でタイムリーヒットを放ち、この回3点。

 3回にはクロスビーとチャベスが出塁し、無死1,2塁からケルティーがタイムリー2ベース打ちさらに1点加えると、ペイトンはセカンドゴロに打ち取られるが、ハッテバーグは2点タイムリーを打ち、6-0に。続くスイッシャーがヒットで出塁したところで、C.C.サバシアは降板するも、ここからジョンソン、ケンドールがランナーを帰しさらに2点追加、4回にはチャベスがこの試合2本目となる17号2ランホームランを放ち、大量リードに。

 A'sの先発ジートは、5回と6回にペラータのソロホームランなどで3失点するも、6回を投げ切った。7回から登板した藪は、9回表に代打バードの犠牲フライで1点献上したものの、試合を動かすには及ばず。このリリーフで藪にメジャー初セーブがついた。

 ここ最近毎日打順を見るのが楽しみなんですが、この試合はリーグ初両チームとも9番に指名打者が入ったものだったようです。


【26日: CLE 2-0 A's】

A's先発ブラントンは、2回表リーファーのタイムリー2ベースで1点失うも、その後7回まで無失点で投げた。しかし今日は攻撃陣がインディアンズの先発ウェストブルックに苦しみ、出塁するのも苦しいという展開に。

 8回にウィタシックからシゼモアがソロホームランを放ち、点差を広げられた後、9回裏ノーアウトでスイッシャーとケンドールが、インディアンズの3人目ウィックマンからヒットを放ち、逆転が期待されたが、この後エリス、クロスビー、チャベスと3連続で凡退し、そのまま2-0で4安打に抑えられたA'sが負け、連勝は7でストップ。

July 24, 2005

A's@テキサス第四戦

初回、今日1番に座ったエリスのセンター前ヒットで試合が始まると、3番クロスビーがタイムリー2ベースヒットを打ち先制。チャベスはセンターフライに倒れるも、2アウトから5番指名打者ハッテバーグがセンターへタイムリーヒットを放ち、クロスビーが得点。

 A'sの先発ハーデンは、2回裏先頭だったブラロックにカウント3-2からセンター前ヒットを打たれ、今日のノーヒット投球はなしに。ソリアーノを打ち取ったハーデンは、続くゴンザレスを歩かせると、ヒダルゴにレフト前ヒットを打たれ、1アウト満塁のピンチに。ここでマシューズに四球を許し押し出しで1失点。その後アロマーが併殺に倒れ、リードは守った。

 3回表、この回先頭のカツセイが2ベースで出塁すると、クロスビーのサードゴロの間に3塁に進んだカツセイは、ハッテバーグが2アウトから打ったライト線へのヒットで生還。そして4回にも先頭バッターのジョンソンが2ベースヒットを放つと、スイッシャーが倒れた後、今日スタメンマスクを被ったメルヒュースが四球を選び、ランナー1,2塁に。ここでエリスがレフトにタイムリーヒットを打ち、ジョンソンが帰った。続くカツセイもタイムリーヒットを放つ。なおも1アウト1,2塁でクロスビーもヒットで出塁したところで、レンジャーズの先発朴チャンホは降板。ワスディンが登板するが、チャベスは初球をセンターへ打ち上げ犠牲フライに。これでこの回3点目が入り、試合を決めた。

 4回裏には2アウトからアロマーの浅いフライを、クロスビーが後ろ向きに追い、最後はバーンズ飛びを彷彿とさせるジャンピングキャッチするなど、蒸し暑いアーリントンでのデーゲームで投げるハーデンを助ける。そのハーデンは、ハッテバーグの犠牲フライで7-1と点差を広げた直後の6回裏、先頭のブラロックを歩かせ、ソリアーノ三振の後、ゴンザレスにヒットを打たれ、1,2塁にランナーを残し降板。

 しかしここで登板したケネディーは、続くヒダルゴにヒットを許し満塁にすると、マシューズに2点タイムリー2ベースヒットを打たれ、ハーデンに自責点をつけてしまった。

 7回には1アウトからエリスのライトへの浅いヒットの間に、2塁からメルヒュースが全力疾走で生還して1点追加すると、ケネディーが7,8回を6者連続凡退に、9回裏から登場したデュークシャーが3者凡退で試合を締め、アスレチックスが8-3で勝利。

 レンジャーズをスウィープしただけでなく、ツインズが負けたためにALワイルドカード同率1位となり、ESPN等のあらゆるスポーツニュースでトップニュース扱いに。