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October 8, 2004

ちょっとNHLどういうつもり?

野球が終わってしまい、ホッケーはロックアウト(先日ストライキと書いてしまいましたが、選手会が閉め出されただけです)なので当分試合はないので、 野球が終わってもシャークスもね、と甘い見通しが見事に打ち砕かれてしまいました。つまりはネタ切れ状態に陥ってしまいました。 労使交渉もしないでさっさとヨーロッパに逃げてNHLに比べて格安でプレーしている選手達がサラリーキャップ反対とは何事だ、 と日記を毎日書けない原因をNHLに押しつけるのはあんまりなので、今日こそは。

今日は授業終わった後に、金曜恒例暗室でのがまん大会(一般的には写真の現像)ではなく、スタンフォード大学の図書館へ行ってきました。 友人が中国がカンボジアに与えた影響についてのリサーチペーパーを書いているので、ソース探しについて行ったんですが、 キャンパス内22カ所に分散している図書館の中でも入ったのは、社会学系専門の"Green"という図書館だったんですが、入ってみて本の多さにびっくり。 未だかつて見たこともない量の本が、心持ち間隔が狭めな本棚にズラーッと並んでいました。蔵書数のすごさは建物の一部のビル1階分を2層に分けて使っているぐらいです。 友人の取り組んでいるペーパーのネタがマイナーなのにもかかわらず、図書館が閉まるまでに読み終えれなかったぐらいの資料が見つかってしまい、 ただただびっくりです。そんな図書館が少なくとも後10個あると考えると、えげつない蔵書数を抱えてるスタンフォードはやっぱり別世界だな、と思いました。

本が見つかった友人が必死で読んでいる横で30分ほど居眠りをした後、適当に本を探しつつ(適当、といっても階段をすごい勢いで上り下りしてようやく本が見つかるぐらいです)、 金曜日は午後6時に図書館から追い出された後、California Avenueで一杯やってきました。そのバーは、落花生食べ放題で、殻が床を覆い尽くしている、 という何とも言えない雰囲気の場所ですが、今日は入って見ると少し違いました。

というのも、今日はNYY@ミネソタの裏で、2回目の大統領選挙ディベートをやってて、複数台あるテレビで両方流していましたが、音声はディベートの方になっていました。ポリティカル・サイエンスのインストラクターが、 「大事なディベートが、野球のプレーオフのせいで視聴率食われるぞ。東海岸じゃディベートなんぞ誰も観ないかもよ」と嘆いていましたが、 少なくとも西海岸のごく一部の地域ではそんな心配しなくてもよかったみたいです。

みんな一杯やりながらわいわいがやがや楽しそうだな、なんてSmirnoff Ice片手に呑気に眺めていたら、その会話を聞いてみると、なんと内容はディベートに対するツッコミ。 今日は国内問題に関して、円形ホールでタウン・ミーティング形式だったんですが、周りの人と話してみると、やっぱりブッシュがいってることはほとんど胡散臭いみたいです。 確かに、語感に責任感が感じられませんでしたが。

あ、詳細ですが?酒入ってたんで勘弁してくだせぇ。

【アスレチックス短信】

SJマーキュリーニュースは、一部の市民によって行われている、A'sのサンノゼ移転に絡む、サンノゼ市とサンタクララ郡をジャイアンツの保護地域からはずそうとしている運動に関する記事を掲載。 その中で、サンノゼ市はすでにメジャーリーグ機構側にジャイアンツ保護地域の変更を働きかける文書を送付した、としているが、 その動きに対しオークランドの市議会議長は、「サンノゼを応援するつもりはない」と前置きし、「実際のところそんなの絶対起こるわけない」とサウスベイでの動きをけん制した。 また、アスレチックス球団も、「そんな話に関係なく新球場は駐車場に建てるつもりで動いていく」と、移転するつもりのないことを示している。

この話いいかげんに止めた方がいいと思うんですが。現在サンタクララ郡をフランチャイズにしているジャイアンツは、シーズン券の売上げのうち6割をしめるサウスベイを手放したくないのは明らかですし、 ダイの放出で悩んでいる球団にも、誘致しようとしているサンノゼ市も、当事者がだれもお金をもってないという、とんでもない話になっています。 それに加えて、移転問題を抱えるサッカーのアースクエイクス専用球技場を建設する計画もあるため、お金どころか土地もありません。 アースクエイクス専用球技場建設予定地である遊園地駐車場に2つ建てるスペースはないですし。