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October 9, 2004

2004年カメラ探しの民

北欧系ダンスポップは卒業したつもりなのに聞くと無性に懐かしくて歌ってしまったりする危険なPESSですこんばんは。 遊園地"Six Frags"がCMソングで使っている、Vengaboysの"We like to Party"も当然その範囲ですが、何か?

昨夜映画を自主制作している友人から電話があり、一眼レフを買いたいのだがデジタルの方がいいのか、と聞かれたので速攻でNo!といっておき、 ロシア製カメラのサイト、CMEHAPPY(リンク集にも入っています)を紹介し、作例を見ていたうちに、 デジタル一辺倒だった友人の心が徐々にフィルムに傾いていき、最終的にはニコンの35ミリ一眼レフを買うことに決めたみたいでした。

自家現像するしないに関わらず、撮影した絵をデジタルで扱う(例えばWebサイトで扱うのみ、とか)以外は、必要な費用が安いのも含めてフィルムの一眼レフのほうが楽しいかと思います。 デジカメでもメーカーによって画像が違ったりしますが、違うテイストを楽しむためにCCDを変えないといけないデジカメは、フィルムを入れれば絵の感じが変わるフィルムと比べると、すぐ飽きてしまうと思うんですよ。 アナログで言う「違うフィルム」を楽しむために、デジタルだとボディーを変えなければいけない、ということになりますので。 そのボディなんですが、35ミリと違いデジタル一眼レフのって普及モデルでも軽く1000ドルとかしますし、それに加えてメモリカードとか写真を保存するストレージ、 最終的には画像をいじくるために新しいパソコン欲しい、と物欲スパイラルに巻き込まれて破産、という未来が待ちかまえています。

こうして、CMEHAPPYのgOさんの助けを借りながらも彼が物欲スパイラルに巻き込まれるのを阻止したんですが、 そのために頑張っていた私が今度はそのスパイラルに入ってしまいました。というのも、その会話の一部始終を写真を見ながらしていたため、 写真やカメラをみているうちに、私の方がのめり込んでしまったようです。でも私は写真のクラスでも知れ渡ってるほどの低予算学生。 高価な日本メーカーの一眼レフカメラには手が出ませんので、中国製のミノルタコピーか、もしくはロシア製でもペンタックスのKマウントを使ったボディーになりそうです。

学校に営業に来ていたカメラ屋で、中国製は明るいレンズ付き(50mm/f1.8)で99ドルに学割が付きそうで、ロシア製Kマウントはオンラインでレンズ付き送料込みの100ドル。 いまペンタックスユーザーなので、手持ちのレンズを使い回せるロシア製に行くと思ったものの、店に行けばすぐ手に入り、明るいレンズが付いてくるとなると、日本では希少な中国製も侮れません。 飲んで帰ってきたのに、この相談しようにない選択で結局寝れなくなってしまい、一晩ほとんど寝ずに考えてもまだ結論は出ていません。

でもこれ以上考えると体に悪そうなので、この問題はアウトソーシングしようかな、とも思っています(用法違い)。もしこのマニアックな選択に決断を下してくださる心が優しい方、 もしくは心は氷のように冷たくても、この優柔不断な貧乏人に決断を促すような資料や作例、参考になりそうな昔話をご存じの方はどしどしBBSやメールフォームにてご一報ください、 ということで、よろしくお願いしますです。