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July 1, 2005

ホワイトソックス@オークランド一戦目

DL復帰後3試合目の先発当番となったハーデンは、先頭のポドセニックに12球粘られた末に四球を与え、出塁させてしまう。二番井口のところで、現在ALで盗塁数トップのランナーは、元々肩の強くないキャッチャーを相手に二盗に成功。開始早々得点圏にランナーが進んでしまった。井口は結局ライトフライに倒れたものの、この間にポドセニックはタッチアップで3塁へ。そして三番ロワードはジョンソンのエラーで一塁セーフ、ポドセニックが帰り1点先制した。1アウト1塁でコナーコはセンターフライに倒れたものの、エベレットにライト前へ持っていかれ、ホワイトソックスに2点目が入った。
 一方A's打線は、コントロールが定まらないコントレラスを相手に、ランナーをためるものの一打が出なかった。2回裏にはヒットと四球で2アウト満塁のチャンスを迎えたものの、スクートロが凡退し、得点には至らず。
 だが4回裏、先頭のハッテバーグが四球を選ぶと、ケルティーがレフトへ2ベースを放ち、無死1,3塁のチャンスに。次のジョンソンはセカンドゴロに倒れたものの、この間にハッテバーグがホームを踏み1点返す。ここからコントレラスの制球がさらに乱れ始め、スイッシャーがこの試合2個目の四球で出塁すると、スクートロに対するワイルドピッチで2塁に進んだ。スクートロは結局レフトフライに倒れた。そしてコントレラスは2アウトからケンドールに対してもワイルドピッチ。ケルティーが帰り、追いついた。
 すると5回裏、先頭のクロスビーが2ベースヒットを放つと、コントレラスの球はさらに荒れ始め、ストライクは入るもののA'sバッターがマネーボールばりの選球眼で四球を選び、ハッテバーグ、ケルティーが塁に出て1アウト満塁のチャンスを得る。ここでコントレラスは、塁上に残ったランナー3人に対する責任を負って降板、ウォーカーが救援した。ウォーカーはジョンソンこそインフィールドフライに打ち取ったものの、スイッシャ−には四球を与えてしまい、押し出しで逆転を許してしまった。ここでビスカイノが登板するも、スクートロはバットを振らずに四球を選び、またも押し出しで1点追加した。


この間ハーデンは、ホワイトソックス打線にヒットを打たれたり、ポドセニックにもう一つ盗塁を許したりしながらも失点はなかった。5回裏の23分というA'sの長い攻撃の後もペースは崩れず、6回表2つ目のアウトを取ったところで球数が100を超え、カレロにスイッチ。7回にケルティーがA.J.ピアジンスキーのファールフライをフェンスにぶつかりながらも捕球、8回にはポドセニックのバントフライをチャベスが全速力で前進した上で捕るなど、守備陣にささえられつつカレロは8回まで無失点で乗り切った。
 8回裏には、1アウトからケンドールが2ベースヒットで出塁。カツセイはファールチップで三振を取られたものの、クロスビーが四球で1塁に達した。ここでコッツが高津をリリーフしたものの、チャベスに7球粘られた後死球を与えてしまい、満塁に。次のハッテバーグもライトへ引っぱり2人生還。試合を決めた。
 9回はストリートが3人で片付け、試合終了。6-2でA'sがホワイトソックスを下した。被安打4だったハーデンが5勝目。


月が変わってもA'sの勢いは止まらず、まず今月の初戦を取りました。今日は先発がコントロールがイマイチのコントレラスだったので、逆転ながらも点差をつけて勝つことができましたが、先発ローテからすると、明日以降が本当の意味で史上最強ホワイトソックスの対戦になりそうです。明日は6時開始・試合終了後に花火ですが、贅沢言えば試合中にもしばらく見ていないチャベスの花火が見たいなあ、という感じです。