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June 28, 2005

マリナーズ@オークランド第一戦

一回表、試合開始2球目をイチローがセンターへ飛ばし、先頭打者ホームランでシアトルが先制したものの、A'sの先発ジートはその後3人を抑えた。
 するとその裏、1アウトから2番カツセイ、3番クロスビーが連続で四球をを選び、A'sはいきなり同点のチャンスを迎える。チャベスはライトフライに倒れたものの、最近あたり気味であるケルティーのフルカウントからの打球は、長身足長小顔(ここまで言うか)1塁手セクソンが横跳びしても届かず、ライトライン際へ走者一掃の2ベースに。
 あっさり逆転したA'sは2回裏、スクートロがモイヤーのストレートをレフトスタンド、ポール際のバーベキュー・テラスへ打ち込む第4号ソロホームランでマリナーズを突き放す。3回は両チームともランナーを出したものの得点には至らず。
 4回裏、2アウトからケンドールがセンター前ヒットで出塁すると、カツセイのヒットの間に3塁へ。次のクロスビーへの2球目、モイヤーの低めへの投球をキャッチャーが後逸。その間にケンドールが本塁へ突入した。タイミングはきわどかったものの、モイヤーのタッチが、スライディングしたケンドールに届いておらず、ケンドールが生還。結局モイヤーはクロスビーにフォアボールを与えた。2アウトながら1,2塁とし、チャベスは初球をライトへ打ち返した。これでカツセイが帰る。
 次のケルティーは、フルカウントからファールで粘った後の9球目をまたもライト線へ運び、クロスビーとチャベスがホームベースを踏んだ。ここで長谷川が救援し、バーンズを三振に仕留めたものの、A'sはこの回4点加え、試合を決めた。
 ジートは5回、1アウトから、モースを歩かせると、ボーダーズにはライト前へ打たれ、イチローを迎える。イチローは3球目を打ったものの打球はバウンドながらもピッチャーへ。ジートは素早くチャベスへ投げ、モースは3塁でアウト。ウィンに粘られたものの、この回を無失点で乗り切った。
 6回にチャベスのタイムリーでもう1点加えたA'sは、8回にカレロ、9回に久しぶりの登場となるストリートを登板させる。カレロは一時2アウト1,3塁で3塁にイチロー、というピンチを迎えるものの無失点に抑え、またストリートもランナーを出したものの無失点に。
 8-1でオークランドが初戦を取った。ジートが4勝目をあげた。


 ところで今日のイチローは、先頭打者を含む3安打1打点で、打率を3割目前まで上げました、って書かなきゃだめですかこんなこと。イチローが活躍しても今のマリナーズは勝てませんでしたので。
 というか、日本の報道だけ追っていると、マリナーズが勝ったのか負けたのかはともかく、いつの間にか最下位になってしまった、ということまでも知ることが出来ないんじゃないでしょうか。これも「ぷちナショナリズム」の功罪なんでしょうか。