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June 30, 2005

テレビ中継の無かったマリナーズ@A's

一回裏、1アウトから2番エリスが出塁すると、チャベスが倒れた後クロスビーがエラーで1塁セーフになり、今日はスタメンDHで出場したハッテバーグが6球目をライト前へ運びA'sが1点先制。
 しかしその直後、A'sの先発ハレンがこの回先頭だったイバニュエスと続くブーンにソロホームランを浴び、あっさり逆転を許してしまう。そしてリードを出塁させるも、その後イチローを含む3人をアウトに仕留めた。その後ハレンはヒットを打たれつつもそれが失点には結びつかなかった。
 5回裏、スタメンマスクだったメルヒュースがライトへヒットを放ち出塁。カツセイがセンターフライに倒れた後、エリスが打った浅いサードゴロはベルトレーが前進しながら捕球したものの、一塁への送球はそれてしまう。長身にして足長小顔(もういいから)の一塁手セクソンでも届かなかったボールはシアトルブルペンを点々。その間にメルヒュースは3塁を回ってホームイン。打ったエリスも3塁へ滑り込みセーフに。記録は内野安打とベルトレーのエラーだったこのプレーでA'sは逆転に成功。なおも1アウト3塁のチャンスでチャベスはライトへ犠牲フライを放ち、エリスが帰り、突き放しにかかったが、クロスビーとハッテバーグが塁に出たところで、先発メッシュが降板、最近活躍中のケルティーは変わったマテオを相手にファーストゴロに倒れ追加点は入らなかった。
 だが6回裏、先頭だったジョンソンが初球をライトスタンドへ運び、さらに1点追加。ジョンソンは7回表に、リードのファールフライをシアトルダグアウト目の前でスライディングキャッチ、ESPNのスポーツセンターで取り上げられ、営業的には成功した。するとその裏、マテオの後を継いだソートンからチャベスがストレートのフォアボールを選ぶと、クロスビーがレフトへ4号2ランを放ち、ダメ押しした。
 一方A's投手陣は、ハレンが6回を被安打6で降板した後、リンコン、デュークシャー、ストリートが救援、1イニング以上投げたデュークシャーとストリートは1本ずつヒットを打たれるもマリナーズ打線を無失点に抑え、6-2でA'sが勝った。ハレンが7勝目をあげ、5分とした。
 A'sは先週末のジャイアンツ戦に続き、マリナーズもスウィープ。負けたマリナーズはこれで5連敗。明日からA'sはオークランドで、今のところすごい勢いで勝ち続けるホワイトソックスと3連戦。


5月のダメっぷりをすごい勢いで挽回した6月最後の試合に勝ちました。クロスビーがDLから戻りチャベスが喝を入れてから、打つ人がちゃんと打って、野手が大きなミスをしなかったことが先発ピッチャーに精神的な安心感を与え、成績が安定しだしました。4月そこそこ>5月ダメダメ>6月安定で、ひどかったチーム成績も最下位を脱してあともう少しで5割に戻ります。7月もこの調子で。