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October 15, 2004

芸術に触れつつ得点稼ぎ+α

フリーモントのミッション・サンノゼまで、写真のクラスのインストラクター夫妻の個展を見に行ってきました。 今夜はレセプションで、実際に撮った人とワイン片手にお話しできる、という日だったんですが、自分にとっては写真を見て顔を出すだけでエクストラ・クレジットをもらえるというとてもおいしい機会だったので、 ちゃんとご挨拶をして、当然写真もじっくりと見てきましたよ。

いままで彼女たちの貸し暗室での個展にしか行ったことがなかったため、今回のフリーモント市営画廊での個展は広々としたスペースの中で多くの写真が飾ってあって、 何か新鮮な感覚でした。大きく分けて半分に別れていた画廊では、カラーと赤外線(IR)フィルムによる写真を、撮った場所別に分けてありました。 貸し暗室でも地域向けに授業を持っている彼女達は、定期的に日本で撮影ツアーを兼ねて展覧会を開いているため、写真の半数は日本で撮ったものでした。

赤外線フィルムのため、白黒でもコントラストの具合が普通のものと少し違い、秩父や日光が全く違うところのように写っています。 中には「秩父札所」で撮影されたものもあり、東京に住んでいた頃に抱いていた秩父のイメージとまるで違ったため、おそらく会場で唯一の日本人であったにも関わらず、まじまじと見ては何故か西武新宿線・武蔵関駅周辺を思いだしてみたり、 「地蔵」という作品の中からキューピーちゃんの顔を発見してみたり、勉強も兼ねてまじめに見てたつもりなんですが、どこかで違ったことをしてしまう自分に嫌気がさしたところでバスが来そうだったので帰ってきてしまいましたが、 もう少ししっかり見たいと思いました。

赤外線フィルム撮影主体の展覧会、"Suspension - The Photography of Geir and Kate Jordahl" は11月20日までの木曜から日曜、12時から17時まで、FremontのOlive Hyde Art Gallary (Mission San Jose・Mission Blvd @ Washington Blvd) にて。入場は無料ですので、日本に対して変なステレオタイプがないアメリカ人から見た日本を見たい方はぜひ。

【ホンモノNHLにかなうかどうか】

ロックアウトのため結局シーズンは始まらず、未だ労使双方とも話合いのテーブルにつくそぶりすら見せていないNHLですが、 試合がないなら自分たちでやればいいんだろ?と考えたかどうかまではわかりないけど、LAのケーブル向け番組制作会社G4techTVがPS2版のホッケーゲーム・ "NHL 2005"を使って今シーズンの全チーム・全試合を再現しようではないか、というこんな企画を始めました。

この企画によると、SJシャークスは開幕戦だった対カナークス戦に3-0で勝ったみたいです。故障持ちのナボコフに代って出場したゴーリー、トスカラがシュート32本止めて完封しています。 "G4techTV NHL Update"は今後もNHLで発表されたスケジュール通りに続くみたいですので、どうしてもNHLを追いたいというモノ好きな方は本物が始まるまでの繋ぎとして如何でしょうか?

【動き出したアスレチックス人事】

オークランドA'sは今日、シーズン終盤に故障を抱えながらも活躍したダイと来季のオプションを行使しないことを発表した。

今季初めから当たりまくりその後徐々にメッキがはがれたものの、打率.265打点80と昨シーズンの超低打率を忘れさせてくれるかのような成績を残したが、 ハドソンとの契約更新を控える中、来季$14Mという金額があまりに大きかったか、地元のよしみでも新しい契約を結ばすFAに。

またハモンド投手に対するオプションを行使しないとも発表した。

ダイは自身の今後に対して「どうなるかわからないよ」と言いながらもチームが予算の関係で若くて安い選手を使いたいとわかっていながらも、 地元A'sでのプレーを望み、減俸覚悟の上で交渉することもいとわない、とコメントしていましたが、ビーンさんの意向で30代の選手とは契約を結びませんでした。 貴重な右の長距離打者を失うことになりますが、去年の打率.173という記録が残っている以上はダイが今年のダイで居続けるとは限りませんので、 スイッシャーを育てながら使うのも悪くないかもしれません。そのために、外野でもゴロを捕るときにちゃんと腰を落としてもらわないと(脱線)。

ピッチャーのサールース、キャッチャーのローズと、ハマーン、マクミラン、マイク・エドワーズ、Graham Koonceが3Aサクラメントに降格し、 代りにネルソン・クルーズが40人枠に登録された。