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August 28, 2004

中継の裏側

ESPNで中継したカレッジフットボールの開幕戦の裏側をESPN2で同時放送する、という番組 "ESPN College Football Behind the Scenes" を何となく見ていたところ、怒号の飛び交う調整室内の風景は意外と新鮮だったため、 午前3時まで見入ってしまったため更新が遅くなってだあもすいません(いきなり某大物落語家降臨)。 普段見られないテレビ中継の裏側を同時中継で見せられると、こんな歳になっても結構ハマリます。 でもそれは「へぇ、中継中のリプレイってテレビ59台、デッキ10台とオペレーター4人でこんな風にできてるんだ」的な感動ではなく、あくまで「特殊カメラ2台を含めてカメラ20台とか使ってるESPNって一体何者なんだ?」的なものです。 日本のスポーツ中継に比べ、選手紹介や画面転換に使われるCGがやたら多いせいか、疲れ目で見ているのも手伝ってミキサーの手の動きが糸ひいてる見たいに素早い動きでした。

こういう企画中継、地上波2ch持ってるNHKあたりがやらないですかねえ、「熱闘甲子園のウラ」とかいうタイトルで。「週間こどもニュース」と差し替えなら子供達も見ると思いますけど。

【花火大会付きタンパベイ@A's第2戦】

花火目当ての観客のおかげで48,000が集まった土曜日のナイター、先制したのはアスレチックス。1回裏、スクートロにかわりセカンドスタメンに入ったマクロモアがヒットで出塁すると、チャベスが27号2ランHRを放ちまず2点、 その後ダイが2ベースで出塁した後、デュラーゾのライト前ヒットの間にダイが返り、3点目が入った。

オークランドの先発・ハドソンが安定したピッチングでデビルレイズ打線を無安打に抑える中、4回裏デュラーゾの2ベースに続き、バーンズがレフトスタンド2階席へ届く19号2ランホームラン。日曜日に抑えられたデビルレイズの先発・ブラゼルトンを攻略した。 しかし5回、マクロモアが真っ正面へのゴロをお手玉しキャントゥが出塁すると、続くサイモンにこの日チーム初安打を許す。 これでペースがくずれたか、ハドソンはヒット2本と内野ゴロでこの回4点を失い、楽勝モードが薄れた場内は少しざわめく。 ところがハドソンはこの後立ち直り、結局7回を投げこの4失点にとどめた。中継ぎ陣もデビルレイズ打線を無失点に抑え、5-4でオークランドが逃げ切った。ハドソンが10勝目、最終回を抑えたドーテルが30セーブ目。

この試合に先がけて、エンジェルスが負け連勝が9で止まったため、地区2位との差は2ゲームに広がった。

ケン・モッカ監督は試合後、3失策とちょっと冴えなかった内野陣について、「これはまずいけど、今日はたまたま勝てたのでよし」と、コメント内容と一致しない不機嫌そうな声で話していました。試合前に選手を一通り休ませる計画を披露した監督の考えが当たったのかどうか、 休みつつも多くの試合に出場し疲れている選手(チャベス・クロスビー)とそれをカバーする選手(マクロモア)の両方がエラーかましてました。その計画ではこれまでほとんど休まず出場している一塁手・ハッテバーグも含まれているようです。 彼が休みの時一塁を守るのは守備がイマイチなデュラーゾ。地区優勝争いが過熱する中、実は少々不安なんですが。デュラーゾさん、ホームラン打った後ダグアウトで鼻ほじってる場合じゃないってば。(実話・テレビに映っちゃいました)