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August 23, 2004

BARTヘビー・ライダー

昨日の予告どおり、バスを乗継ぐ時にバイパスを斜め横断してひかれそうになって、運転手から罵声(中指付)を浴びながらもオークランドへ辿り着くことができ、球場で野球観てきました。

昨日の夜初めて話し込んだ新しいハウスメイトの野球を知ってる香港人君を連れて行く予定でしたが、試合が終わって電車とバスで帰ると、電車が最寄駅 につくのが午前1時半で、そこから1マイルも歩けるかよ俺はまだ時差ぼけ真っ只中なんだよぅ、とツッコミが入り結局断念。俺も野球バカだけどここ2,3年 は球場行ってないねえなんて前々から話してた友達の彼氏と2人で行くことに。

East Bayからバークレーのお山を車で超えてやってくる彼は、帰宅ラッシュをものともせず30分早着する中、車を持たない貧乏学生は、サンフランシスコのチャ イナタウンで球場食調達するのに、何を血迷ったか先に海を渡ってしまい、1時間でオークランドとサンフランシスコを往復する羽目に。

夜中にライトなしで自転車漕ぐのと、一日4回目のBART乗車はさすがに懲りたので、結局East Bayに来てしまいました、ということで、今日も外から更新しますごめんなさい。

【球場で観たオリオールズ@A's四連戦初戦】

テハダが移籍後初めてオークランドに帰ってきた試合であろうが、2番ハッテバーグというキテレツな打順であろうが24,000人しか入らず、今日も 空席が目立つ中、先制したのはオークランド。初回、ライトに落ちるラッキーなポテンヒットで出塁したハッテバーグに、チャべスが続くと、デュラーゾがレフ ト前ヒットを放ち先制。今日は調子良かった先発・ハドソンを援護したかに見えたその裏、元チームメイトのテハダの打球は三塁へ。ショートバウンドで難しい 打球をチャべスが処理したかに見えたが、後逸。それをきっかけにボルチモアの打線がつながり、2点を返し逆転。

6回表には、ニューハンのピッチャー返しをハドソンが処理を誤り出塁。次のモラのセンターへのツーベースの間に、一塁にいたニューハンは目にも留ま らぬ速さでダイヤモンドを駆け抜け、1点追加。オリオールズがこのまま逃げ切るだろうと誰もが思ったその裏、1アウトからバーンズ、ハッテバーグの連続 ヒットで、打たれながらも初回の1点だけに抑えてきた先発ロペスを降板させた。チャべスが続き満塁にしたが、最近絶好調でAL打率5傑に入っているデュ ラーゾは2-3からスライダーを空振り三振するも、今日復帰したダイのセンター前ヒットでバーンズとハッテバーグが、続くメルヒュースのライト前ヒットで チャべスが帰り、逆転に成功。

結局、その後リンコン、ドーテルと継投したオークランドが4-3で初戦を制す。ハドソンが9勝目を、最終回を抑えたドーテルが26セーブ目をあげた。

最初はテハダ里帰り初戦狙いで行ったんですが、それが当たりました。ヤンキースに買われていった、ジェイソン・”ユー・ソールド・アウト”ジ アンビーのように、全員がブーイング+αだったのに対し、テハダ兄貴は、試合前フィールドに現れた時、初めて打席に立った時と2回もスタンディング・オー べーションに迎えられました。兄貴も観衆に対してちゃんと答えていましたし。最近にしてはめずらしく場内が一体になってて、何故か涙が出てきそうになりま したよ、ええ。そんなちょっと感動的な再会でした。テハダがスライディングした跡がいつまでも残っていた、去年夏の対レッドソックス戦のことも忘れていました

オークランド名物、レフトスタンドの日本風応援団はさらに日本風に。2ストライク後の投球時、手拍子と「ヘイヘイヘイヘイ・・・オーッ、ヘイ!」な んていう掛け声であおるようになっていました。でもあくまで日本「風」。その掛け声のうちいくつかの声色はオペラ歌手並でした。