Send As SMS

July 5, 2005

A's対ジェイズ@スカイドーム

ネーミングライツが買われたらしいんですけど、今日ラジオ中継でみなさん「アストロターフのスカイドーム」と呼んでいたので。

 オールスター前の遠征最初の試合はハレンとタワーズの先発で始まった。A'sは2回表、2アウト満塁のチャンスを作るも、スイッシャーがセカンドフライに、そしてスクートロも三振に倒れ先制ならず。その裏、ハレンが3連打を浴び、3本目のジョンソンのスリーベースの間に2失点。

 4回裏、1アウトからジョンソンがライトスタンド2階席に届く3号ソロホームランで1点返した後、続くスイッシャーがレフトへ2ベースヒットを打つ。スクートロがライトフライに倒れた後、ケンドールとカツセイが続けて四球を選び満塁になると、クロスビーはセンター前に打ち返し、スイッシャーとケンドールが生還、逆転に成功。タワーズはこの回を投げきって降板した。

 5回裏、先頭のハドソンがカウント3-2から3ベースヒットを放つと、アダムスの犠牲フライで生還。あっさり同点に追いつかれてしまう。だがA'sは6回表、先頭のスクートロが四球で出塁すると、2人倒れた後、クロスビーがフルカウントからセンターのフェンス上部に当てるフライを打つ。これが5号ランニングホームランになり、2点追加。

 しかしハレンはこのリードを守れず、その裏ヒルに2ベースヒットを打たれると、Zaunは打ち取ったものの、その間に3塁に進んだヒルをヒンスキーのショートゴロで帰してしまった。ハレンはこれで降板したが、救援したリンコンは次の回、先頭のハドソンに初球をセンタースタンドへ運ばれ、またも同点に追いつかれる。

 8回表、先頭のスイッシャーは、変わったばかりのフレイサーから10号ソロホームランを放つ。加えて、2アウトからカツセイが6号ソロホームランを打ち、2点リードになった。が、その裏カレロが、9回にはストリートが1点ずつ失ってしまい、延長戦に。

 10回から登板したバティスタ、デュークシャーとも初回は無失点で切り抜けたものの、11回表、カツセイがライト前に落とすと、クロスビー、チャベスと連続でシングルヒットで出塁、ノーアウト満塁で今日ファーストに入ったハッテバーグを迎える。

 そのハッテバーグはライト前へシングルヒットを放つ。これでカツセイとクロスビーが帰り、2点差にした上なおも1,3塁のチャンス。ケルティーとジョンソンは簡単に凡退したが、スイッシャーが初球をライトへ飛ばし、2ベースに。これでチャベスがホームを踏み、10点目が入った。

 最後はデュークシャーが締め、10-7でA'sが遠征初戦を取った。デュークシャーが4勝目を挙げた。

これでA'sは5割復帰。

 ベイエリアではテレビ中継が無かったので、ラジオ実況だけでは判断はむずかしいですが、アナウンサーが「人工芝の毛足が長く、ボールが跳ねずに止まったり、食われたりと、変な動きをする」と言っていた通り変なプレーがかなりあったように感じました。乱戦の末勝ったんですが、中継を聞いている途中も、そして今ボックススコアを見ながら振り返っていても、すごいことになっているので。



[動向] 先月5勝1敗・防御率2.06と大活躍したブラントンが、何と5月の月間最優秀新人賞を受賞。同じく先月活躍したチームメイトのスイッシャーを抑えての受賞の模様。