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July 18, 2005

アスレチックス@OC第一戦

シーズン開幕前、エンジェルスがLAのチームを名乗ったとき、好意的なコメントを聞いたことなかったような。マーケティング的にLAと名乗った方がいいことはわかるんですが、いまだに球場があるアナハイムに失礼な気がしてなりません。つーか誰だよOrange County本拠地のチームにLos Angelesって使うの決めた奴。

 さて、エンジェルスの先発はここ最近防御率がインフレ気味だった、若手のサンタナ。しかし序盤はその成績が嘘のようなすばらしい投球で、A's打線を抑えた。

 一方A'sの先発サールースは初回、1番フィギンスをヒットで塁に出すと、アースタッドを打席に置き、フィギンスに二盗される。アースタッドはファーストゴロに打ち取ったものの、フィギンスを3塁に進めて目下AL最強打者の一人ガレーロを迎える。ガレーロはサールースの1球目をライトへ打ち上げ、犠牲フライに。スイッシャーが捕球し、ホームへノーバウンドの返球をするものの、フィギンスが先にホームへ到達し、先制点を与えた。

 その後両先発ともランナーを許すものの失点に結びつけず、好投。

 6回以降1点差だった試合に滅法強いアナハイムを攻略したいA's打線は、6回表先頭のカツセイが四球を選ぶと、クロスビーが3球三振に倒れるが、チャベスも四球を選び、1アウト1,2塁。ここで指名打者ハッテバーグがライト線へタイムリー2ベースを放つ。チャベスは好走塁で生還し、逆転に成功。

 だがその裏、四球で出塁したフィギンスがまた二盗。打席に立っていたアースタッドが今度はセカンドへの内野安打で1塁セーフ、ノーアウト1,3塁でガレーロが打席に。サールースは内野ゴロに打ち取ったものの、2塁でアースタッドがフォースアウトになっただけで、フィギンスが得点、打ったガレーロは1塁に残る。

 次のアンダーソンはセンター前ヒットを打つが、カツセイの返球が外れて、ガレーロが3塁へ到達した。サールースはフィンリーを敬遠し、モリーナと勝負、この作戦が成功し、モリーナはショートフライに倒れた。しかしDaVanonのピッチャー返しを処理出来ず、内野安打にしてしまうと、カブレラにもセンター前ヒットを打たれ、アンダーソンとフィンリーが生還。カツセイはここでも返球を外してしまった。結局サールースはここで降板、2番手のリンコンがケネディーを打ち取り、アナハイムの攻撃を止めた。しかしこの回でエンジェルスは4点をとり逆転、再度流れを引き寄せた。

 A'sは7回2アウトからウィタシックを、8回に藪を投入、両者無失点で打線の援護を待ったが、エンジェルスもシールズ、F・ロドリゲスの強力なセットアッパーを投入、最後にスクートロの代打メルヒュースが空振り三振に倒れ試合終了。5-2でエンジェルスがシリーズ初戦を取った。

 今日もゲン担ぎでテレビで観なかった(これまでの勝ちパターンに則って、ラジオで試合聞きながらグランツーリスモ2やってました)んですが、A's打撃陣が予想以上にサンタナに苦しんでいた上に、守備のミスが出てしまったので、気づいた時には予想以上の点差がついていました。それに、最近見ていて、先発ローテのうち若い3人が以前ほどしっかりしていないのもちょっと気になります。