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July 17, 2005

TEX@OAK・4時間10分のダイジェスト

1回表にA'sの先発ハレンが、テシェーラにタイムリーヒットを打たれ、早々と先制を許すと、6回表にはソリアーノにソロホームランを打たれ、追加点を与えてしまった。一方A's攻撃陣は、NCAAバスケットボール上がりのピッチャー、クリス・ヤングを前にランナーが出せず苦しんだが、6回裏1アウトから2ベースを打ったクロスビーがチャベスのヒットの間にホームを踏み1点差に迫る。しかし、直後ヒダルゴにソロホームランを浴び、ハレンはここで降板した。

 するとその裏、先頭のジョンソンは四球を選ぶと、スイッシャーの2ベースヒットの間に3塁に進み、ヤングを降板させることに成功。ブロカイルが登板するも、スクートロが初球をセンターへ打ち上げ、犠牲フライに。ジョンソンがホームを踏み再び1点差に。

 A'sは8回表2アウトを取った時点でデュークシャーからリンコンにスイッチ。しかしリンコンは、最初の打者ブラロックにソロホームランを浴び、三たび突き放された。ウィタシックが救援し、ソリアーノに四球を与えたもののメンチを打ち取った。

 8回裏、ヒットで出塁したクロスビーとチャベスを1,3塁に置き、ハッテバーグが凡退、6-4-3の併殺に打ち取られるも、その間にクロスビーが生還し、また1点差に。

 ウィタシックが9回表を三者凡退で終わると、1点差で逃げ切りたいレンジャーズは、オークランドではさっぱりの抑え、コーデーロを投入。しかしこの回先頭のジョンソンに2ベースヒットを打たれた。A'sベンチは1アウトからスクートロに、昨日9回裏の猛反撃のきっかけとなった2塁打を打ったメルヒュースを代打で起用。これが当たってメルヒュースが2ベースヒットを放ち、ジョンソンの代走エリスが同点のホームを踏む。そしてケンドールが死球で出塁するも、カツセイの強い当たりはショートライナーとなり、メルヒュースの代走ケルティーが、セカンドベースに間に合わずにアウト、ダブルプレーとなり、延長戦に突入。

 延長に入り、A'sはストリートを11回まで投げさせた後に、ケネディーを投入。両者とも走者を出したものの、異様なまでのライナーの多さに救われ後続を抑え失点には結びつけなかった。一方レンジャーズもラミレス、ショースを投入。A's打撃陣も同様にランナーは出るものの、得点には結びつけることができず、2回目の 7th Inning Stretch へ。

 延長14回裏、先頭バッターとしてケルティーが左打席に入る。カウント3-0になった後、ピッチャーのルーは2球連続でインコースいっぱいに投げた。この2球を見逃したケルティーは、6球目をカットすると、再度インコースに来ると読んでバットを一振り。勢いのある打球が外野に高々と上がり、ライトスタンド中段へ到達。珍しい左打席からの6号ソロホームランでA'sが5-4でサヨナラ勝ち。13回を投げたケネディーが5勝目を挙げた。

 サヨナラホームランを打ったケルティーは、3塁ベースを回った時点でヘルメットを脱ぎ捨て、赤いロン毛を逆立たせてホームへ帰ってきたんですが、その後素一シャーと、それを見たクロスビーがさらにケルティーの髪の毛をとてもうれしそうにいじっていたのは秘密。