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July 11, 2005

Champ Car第6戦@トロント

というわけで、イギリスでモントーヤが勝ったバンザーイ、と一部で盛り上がっていた数時間後、F1中継が有料チャンネルでしかない地球の反対側で地上波中継されたチャンプカーを観戦。

 ちなみにチャンプカーをまじまじと見るのは、CARTが無くなってIRLとチャンプカーに分かれるかなり前のポートランド・グランプリ以来。

 第5戦までポイントランキング1位のPaul Tracyとわずか1ポイント差の2位だったSebastian Bourdaisは1列目からのスタートで、序盤からかなり競っていました。そして、34周目、両者同時にピットに入ったものの、出るタイミングが同時で、コースに戻る際、BourdaisがTracyのフロントウイングを後輪で踏んでしまって、Tracy車のフロントウイングがもげ、それを踏んでしまったBourdais車の右後輪がバースト。

 チャンプカーはF1と違って、フロントウイングがグラウンドフォースを稼ぐ仕様になっているはずですので、ウイングなしで走れるのか、と思っていたら、Tracyはその状態で接触前のベストラップを1秒ほど上回るベストラップをたたき出していました。最初は何かの間違いかと思いましたが。

 ただその状態も最初の2,3周で元に戻り、やはりウイングが半分無いTracyのラップは徐々に落ちていき、後ろからServiaが差を詰まった57周目、イエローフラッグが。ちょうど給油のタイミングだったTracyはピットへ駆け込もうとしましたが、無念にもピットはクローズに。そのTracyは本当に燃料が無かったらしく、ピット出口で停まってしまいました。ここで飽きてしまったので野球を観るためにチャンネルをFSNへ。

 その後のことは最後の最後でイエローが出たときに先頭にいたWilsonが勝ったみたい、ということしかわかりませんが、今回実感したのは、コンクリートフェンスで幅が狭くなっているコースをF1とほぼ同じスピードで走るターボエンジンのチャンプカーも楽しく観られるな、ということ。燃料がメタノールのターボエンジンの音がF1ほど高くはないですが、それ以外はタイヤ交換だの、60秒限定ターボだの、いろいろなギミックがあるせいか、テレビでF1観るのとそんなに変わらないかと。

 ここではオーバル走ってるだけのレースがほとんどの中、あんなの運とタイミングだけの勝負じゃん、とご不満の方々は2週間後サンノゼのダウンタウンで行われる San Jose Grand Prix に足を運んでみるのも悪くないかもしれませんよ。

2 Comments:

すみ said...

俺もアンタにTBしたいんだけどさ,TBするようなネタがないのよ.また帰ってくる日決まったら教えてくれよ!

Tue Jul 12, 12:30:13 PM PDT  
PESS said...

わざわざ返事ありがとう。
TBにコメントで返すなんて・・・いつの間にそんなできた人間に(以下自粛)。
TBするようなことないことは別に気にしなくていいですよ。ここ書いてる人が好き勝手なことばっかりやってるだけですので。

Thu Jul 14, 08:28:44 PM PDT  

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