【Tips】ベイエリアでのスライドフィルム現像
普段フィルム代、現像代、そして現像引き延ばしの楽しさから、黒白フィルムをメインに使っているんですが、カラーもやっておかないとねぇ、と思ってカラースライドの授業を取りました。
カラースライドフィルムは、ネガに比べてフィルムそのものが高価で、現像に関してはカラープリントの値段と変わらないものの、現像自体をやってくれるラボが限られます。E-6現像液を使って自家現像もできるんですが、黒白はともかく、カラーネガよりも温度管理が厳しいこと、そして日本では劇薬にあたる薬品を使うことから、現像だけでなく後処理も大変なので、準備から乾燥まで約2時間を費やすよりも現像に出した方が現実的です。
ちなみにここシリコンバレーで本格的にスライド即日現像をやっているラボはCalypsoという、サンタクララにあるラボのだけみたいです。ただここのラボ、マウンテンビューからだと車を持ってない貧乏学生には行きにくい場所にあり、たとえバスと電車でたどり着けたとしても、徒歩圏内に現像待ちの時間(約2時間)をつぶせるような場所がありません。
なので、いつもはマウンテンビューから汽車で1時間強で、球場近くにラボが2軒あるサンフランシスコに行きます。そのうちの1軒、Bryant St.の4th St. と5th St.の中間にあるNew Labは、ベイエリア一円のラボを窓口として現像を引き受けているほど規模が大きく、夜8時まで開いているため、サンフランシスコで現像する場合はここに出すことが多いようですが、現像の質があまり良くありません。今まで2回ほど使ったのですが、一度目は最後のフレームに穴が開けられていて、2回目の時には撹拌不足と思われる無色の斑点が乗った状態で帰ってきました。
New Labのクオリティにはうんざりしたので、それ以来 "Chrome Works" という、Bryantを2ブロックほどEmbarcaderoの方へ向かったところに出すようになりました。夕方6時閉店と閉まるのが少々早めなんですが、New Labよりもわずかに安い上に品質がよく、フレームには番号を振ってくれるので助かります。
Chrome Works
425 Bryant St. San Francisco, CA 94107
0 Comments:
Post a Comment
<< Home